君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

武蔵小杉駅を視察

2016年10月23日

混雑が激しいJR武蔵小杉駅は、1日の平均乗車は11万9604人。これは2014年の数字ですから、現在はもっと増えていると思います。
武蔵小杉駅は、南武線の駅と横須賀線の駅が離れていることと横須賀線駅の構造が問題だと思います。

●横須賀線口から見ていきました。改札に入る前から20メートルぐらいの列をなしています。改札後もテープで仕切られ、改札に近いエスカレーターに乗るためには並ばなければなりません。

20161017_小杉
細いエスカレーターで登って、さらに細いホームで待ちます。しかも待つのは1台だけではありません。ドアが閉まらないほど乗ってもまだ乗り切れず、次の電車を待ちます。

20161017_小杉_2
上下線共用ホームのため、人があふれています。またホームと車両が25センチ以上空く箇所もあります。

20161017_小杉_3

●次に南武線に移動しました。この通路が長い!なぜもっと南武線寄りに駅をつくらなかったのかといつも思います。横須賀線は既設だったとしても、もっと北寄りに造れば移動距離は短縮できたはずです。
人の流れも交錯します。南武線改札に上がる人、南武線ホームに向かう人、横須賀線に向かう人の3方向が。

南武線のホームは、この日は時間帯のせいか、さほどの混雑ではなかったのですが、以前見た時は電車を待つ人と横須賀線のホームに向かう人で、ホームからまさにこぼれそうな状態でした。

●駅の基本構造は簡単に変えられないとしても、さしあたって安全対策として、ホームドアの設置は必須です。
それにしても、古い駅で周囲の事情が変わっていったというのならやむを得ないとしても、新しく造られた駅なのに、このつくりは本当に残念です。南武線駅から遠い・ホームが狭い・危険と揃ってしまいました。過酷な労働の前に、満員電車に乗る前に、毎日このストレス!

●駅の問題だけではなく、街づくりの問題でもあります。小杉駅近辺に人口を集め過ぎた結果、拍車がかかっている駅の混雑です。駅周辺の再開発でこの10年間に、超高層マンションが17棟建設され、人口が2万人増えています。さらに6棟予定され、人口も6千人増が見込まれています。
川崎市の異常な規制緩和が、超高層再開発を引き起こし、通勤時にとどまらず、住民を苦しめています。(2016.10.17)

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