ヘイトスピーチ許さないかわさき市民ネットワークの結成1周年集会が開かれました。私はこの一年間を思い返しながら参加していました。
●昨年1月31日のヘイトデモ、約1000人の市民が集まり声を上げました。彼らを桜本に進ませなかったことを、喜び合ったのが忘れられません。
6月3日には「ヘイトスピーチ対策法」施行。
この間県議団として、神奈川県警本部長に法の趣旨を踏まえる申し入れを行いました。
6月5日予定のヘイトデモを許可しないことを求めて、畑野衆院議員・市議団とともに川崎警察署、中原警察署、神奈川県警本部に申し入れを行いました。
残念ながら、県警本部はデモを許可してしまいましたが、6月5日当日は彼らを10mしか進ませず、デモを中止させることができました。法成立後初めてのデモが川崎で行われようとし、それを許さなかった! 平和公園前に安堵と喜びが溢れました。
法成立だけでは、デモを不許可とすることはできませんでしたが、実質デモをさせなかったのは、10数人の彼らに対し、1000人以上といわれる市民が集まり、彼らのヘイトを許さないという決意を示したからだと思います。もちろん法成立とともに、それまでの様々な取り組みの力と相まって。
●私は、結成1周年集会のメッセージリレーでは、この経過とともにデモをさせない力をさらに蓄えたいと強調しました。
また、許されないのは、この悪意に満ちたデモだけではありません。他の差別も許さない社会をと訴えました。(2017.2.4)