君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

末広校舎問題で、教育委員会の差別的態度に怒り! |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年11月9日

●決算委員会5日目、教育と警察が対象になっています。
私は、秦野養護学校末広校舎の問題を再び問いました。秦野養護学校の知的部門小中学部は、末広小学校から校舎を一部借り受け、学校生活を送っています。体育館を授業では全く使えない、グランドも限定的にしか使えないという実態に対し、「必要に応じて使えるようにすべき」と代表質問でとりあげました。
それに対し、教育長は「随時、両校の校長が調整し、グランドや体育館、特別教室を養護学校の教育活動に活用している」と答弁しました。私は現実とは相違していると思いましたが、今後速やかに答弁内容に沿って改善するという意味と受け止め、教育委員会のメンツ(?)も尊重しました。
ところが実態は何ら変わっていませんでした。そこで再び取り上げたという訳です。

●秦野養護学校と末広小学校は、設置時に協定書を交わしています。その第4条には、「乙は、小中学部の教育活動に伴う体育館の使用について、小学校の教育活動に支障のない範囲で協力する」と書かれています。ここで乙は秦野市を指します。
一見すると、無償で貸す側の当然の態度のようにも見えますが、これでは、校舎を借りる側の秦野養護学校の生徒の学習権は保障されません。
この点をどうとらえているのかを問いました。当局は「運営に係る協定では、相互に協力するとうたっている」(だから大丈夫の意)との答え。
私が、設置にかかかる協定の4条は現在も生きているのではないかと質したところ、「生きている」との答え。このことに対する認識はついに語られませんでした。

●このような協定を甘受しなければいけない学校のつくり方が問題です。これが、教育委員会が「地域と学校の連携として好ましい在り方」と讃える末広校舎の実態です。
「調整しているのであれば、なぜ、雨の日に廊下で体育をしなければいけなかったのか」と問うと「この日は小学校の体育で使用していた」と。実際に重なっていたのか否かもわかりませんが、重ならないように当初から時間割を調整するのが、当たり前の態度ではないでしょうか。

●必要な時にはその都度調整しているといいますが、今後、基本的に体育館やグランド使用を保障する立場から、原則を確立する必要があるのでは、と投げかけると、ここでも「基本的に確認している」との答え。
教育委員会の不誠実さが際立ちました。養護学校の生徒は、いつも回りの都合を優先させ、隅っこで小さくなっているような図を余儀なくされるのでしょうか。

●他校の校舎を借りる方式は、今回のような問題を伴いがちです。学校のつくり方として、不適切です。
しかもその不十分さを認めず、改善の努力をしない教育委員会のやり方は、差別意識の産物だと思います。普通の小学校や中学校において、一方の学校の生徒に、このような恒常的な状態を強いるでしょうか。
私は神奈川県教育委員会に対し、改めて怒りを覚えました。また、この質問の最中に、当局の答弁に対して、委員席の後ろから「その通り!」というヤジが飛びました。誰から発せられたものかはわかりませんが、議員のこの認識についても、私は驚きました。(2019.10.31)

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