●統一地方選挙投票日の7日、県議会は午後9時半から開票。
私の当確が出たのは、夜中の12時頃だったと思います。私は前回と同様、割と淡々と受け止めました。
そして事務所へ、ここには中原区で共に闘った大庭裕子・市古次郎両候補も集まることになっていました。
●三人揃ったときには、中原区全員の当選が確認できていてホッとしました。
でも、北海道や大阪の知事選の結果や、それまでの自民党などの当確の多さに、私は、この情勢下でもまたもや今までと同じ構図がまかり通るのかと、暗澹たるものを覚えていました。
また県議団の現役であった藤井・加藤・木佐木各議員の再選がならなかったことが重くのしかかっていました。
●政権がどんなに国を私物化しても、どんなにうそをついても、またそれを証明するかのような塚田国土交通副大臣の発言が選挙中に露呈しても、その政権を支える自民党を許してしまう有権者・・・この国を変えることの困難を改めてかみしめる結果となりました。
●県議団でいえば、私は6人にどれだけ上積みをして、新しい地平を切り開けるかと、そればかり考えていたものですから、唸ってしまいました。
神奈川区の上野さんと高津区の石田さんを迎えて、5人の新しい展開となります。
●県政に県民の皆さんの声を反映させる、その苦難を少しでも軽減したい、県政はもっと県民の暮らしを助けよと、私たち6人は必死で取り組みました。
当然ながら、私心なんて全くありません。自己責任だけで負うことができない現実がたくさんあり、そこを支える公の役割をできるだけ発揮させたい、という一念だけでした。
●その6人の取り組みを、私はとても誇りに思っています。
人間に対する優しさに溢れ、その求めるところは、多くの普通の人が暮らしやすくなる事をひたすら願い、事実と理論に支えられる論戦力を駆使して闘った仲間たち。思い浮かべると胸が熱くなります。
この心のこもった実績が多くの人には伝わっていない、または認められていないという現実を突きつけられます。この人間的な取り組みが、多くの有権者の選択の対象になっていない、という厳しい現実です。
この思いをかみしめることは、次なる展開の決意にもつながるでしょう。
新たな闘いが始まります。(2019.4.7)