君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

再び平間駅踏切の交渉、町のストレス減らしたい!

2019年3月24日

●平間駅踏切の進展を探り、この間、2度目の交渉を申し入れていましたが、それがようやく実現しました。

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開かずの踏切、踏切内の安全性確保は当然として、何らかの工夫をしなければ、町全体の安全性が確保できません。
踏切の潜り抜けが日常化しています。長い間待った遮断機が上がると、いっせいに車と自転車と人が走ります。人と車がすれすれになりながら。ここでも大きな事故に至らないのが不思議なくらい。
またバスは、遮断機が上がっても、人が溢れていて動けません。結局渡れず、50分近く待つ場面もありました。これは無視できない町のストレスです。

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●交渉では、最初にこれらの実態を伝えました。
次いで、遮断機のタイミングを問いました。日によって状況は変わるのですが、立地が同じ条件にある向河原駅踏切と比較しても、以下の差が生じています。(平間駅前踏切の朝の混雑解消を求める要望書資料から作成)Book1_01

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平間駅踏切は、もっと凄い日もあります。例えば今年3月19日は、閉まっている時間55分16秒。
また、踏切遮断時間は、8時~9時の時間帯では、下り1分54秒~2分2秒もかかっています。ここに上りも加わるというパターンが続くと、時には30分近く踏切が開かない状態となります。私も何度も遭遇しています。
下りの問題は、駅に到着するかなり前から待たされ、到着してから利用者の乗降の間待たされ、通り過ぎるまで待たされ、という事から生じています。

●日により差が生じるとはいえ、2つの踏切の使用感は全く違います。私は両方の駅頭宣伝を同じ時間帯で行っていますから、両方を長年渡っていますが、向河原では「待たされ感」はありません。実際データ上でも、もっと大きな差が出ているのだろうと思っていました。
という事は、データ上では少しの差でも、使用感には大きな差が出るという事であり、少しの工夫でも、改善が期待できるという事です。

●いくつかのやり取りを経て、下り電車のホームでの乗降時間に、踏切を開けられないかという事になりました。乗降時間はこの時間帯で約1分。停車の確認をして踏切を開け、再び踏切が閉まったのを確認して発車という形です。このような、改善を視野に入れた具体策の検討を求めました。

●路面の改善も課題です。写真にあるブロックの突起がとても危険なのです。
JRは車止めがないと脱輪するといいますが、歩行者や自転車が脇に塊をなして通行していますから、このブロックが脱輪防止の役割を果たすとしたら、既に大参事です。
そんな役割よりは、急いで通る人たちにとっては、危険物でしかありません。実際ここでつまずきけがをした人は、少なからずいて、骨折もありました。
この危険物を取り除いて、さらに歩行帯を広げることを求めました。

●踏切の問題は、過密ダイヤの一側面でもあります。南武線は、8時から9時の間は実に下り24本、上り20本という状態。山手線より過密という事ですから、深刻です。
小杉駅期周辺再開発といい、平間駅踏切といい、川崎市の人口が増えたなどと喜んでいる場合ではありません。(2019.3.19)

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