●23日本会議において、2017年度常任委員会の選任が行われました。
常任委員会は8委員会が設置されています。
この内、総務政策常任委員会と防災警察常任委員会は、昨年度も一昨年度も共産党委員は選任されていません。今年度も同様です。
現在共産党議員は6人ですから、ふたつの委員会は共産党委員不在となる訳ですが、不在の委員会が固定されている現状は残念なことです。その委員会分野へのかかわり方が不十分になることを余儀なくされます。
ちなみに、神奈川県議会には、先の二つの常任委員会とともに、県民・スポーツ、環境農政、厚生、産業労働、建設・企業、文教の常任委員会が設置されています。
●私は、昨年度に続き、厚生常任委員に選任されました。
昨年の津久井やまゆり園事件に関わる課題は、未だ多く残されています。建て替えと地域移行の問題、障がい者施策の充実、施設の働き方の改善、指定管理者制度の問題等々、引き続き、当事者の方々の声に耳を傾けながら取り組みたいと思います。
医療・介護も問題多くありますが、今年実施される国保の都道府県化は、市町村を巻き込んでの関心事です。
国民健康保険財政への国庫支出金が減り続ける中での都道府県化が、どのような狙いの下につくられているか、また今後の具体化で被保険者の権利をどのように確保していけるか、焦眉の課題です。
神奈川県議会には、常任委員会とともに特別委員会も設置されます。今年は4つの特別委員会が設けられ、私は、経済産業対策特別委員に選任されました。
引き続き、県民の暮らしを支える神奈川県政めざしたいと思います。(2017.5.23)