第5回県政報告会を11月5日に行いました。
●最初に9月16日の一般質問の報告。
次いで10月17日の小杉駅の混雑度調査とそれに伴うJR東日本横浜支社への申し入れ(10月31日)の報告(これらはそれぞれブログなどご覧いただけるとうれしいです)。
●やまゆり園に関わっては、「県が確実に行わなければいけないことは何か」を中心にお話ししました。切実で具体的な事として、それは施設のあり方と働き方を見直すことではないかと、私は思います。
容疑者が津久井やまゆり園で働いていたことについて、当初からの資質を問題とする指摘もありますが、働く中での変化もまた明らかです。
「過酷な仕事に追いつめられ、利用者を人間とみられなくなった」という別の施設で働いていた方の証言があります。
これらを補い、障がい者や自らの仕事についての認識を深めるよすがは、同僚との話し合いや助け合い、そして学びです。これらができていたかというと答えは否です。
過酷かつ余裕のない職場の中で追いつめられ、歪んだ考え方に陥る可能性は、少なからぬ人間にとってありうることです。
この点については、県直営時に比較して急速に施設が変化していたきっかけは指定管理者制度の導入です。
この変化を指摘しつつ、指定管理者制度の問題点と今後の課題をお話ししました。
今回は、長い間ご家族がこの園で生活し、指定管理に切り替わった時期も経験しているゲストの方にもお話しいただきました。
会場からも多くの質問や意見をいただきました。
●私としては、いい話し合いができたなと思っています。引き続きこの課題に取り組んでいきたいと思います。
お忙しい中、報告会に参加して頂いた方々、いつもありがとうございます!(2016.11.5)