君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

校庭に東風(こち)吹いて

2016年10月18日

予定が急遽変わり、観ることができました!

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 場面緘黙(ばめんかんもく)、通常は普通に会話しながら、ある場面では話すことも動くことも困難になる症状です。この映画では、学校では声を出せない、絵を描かない、作文を書かない、手を引かなければ移動できない、小3の子が描かれています。この子とともに、母親がダブルワークをしながら必死で子育てをしているひとり親家庭の子も描かれています。

 この二人の子とクラス担任を軸に映画がつくられています。原作者の柴垣文子さんは京都府で小学校の教員を32年間していた方です。
いつも子供の目線に立ち、寄り添い続ける誠実な姿が、静かな感動を誘います。大げさな言葉や声高の主張ではなく、粘り強く優しい言葉が繰り返されます。

 子どもたちの苦しさ、同時に健気さも描かれています。この日本社会のあちこちで普通の暮らしや成長が押しつぶされようとしています。映画の三木先生のような粘り強いやさしさに、本当に救われます。
でも、「三木先生」がいなければ、この子たちは、致命的な傷を負うかもしれません。特別な存在がなくても社会は、子どもの健やかな成長を見守れるようでなければなりません。

 様々な分野に、人間の心を育て大事にする教師や大人が存在してほしい、同時に社会全体がそうあってほしい、と切に思います。自己責任や競争原理が幅を利かせる社会ではなく。(2016.10.15)

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