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神奈川県議会議員

君嶋ちか子

きみしま 千佳子

活動日誌

新組織定款に問題あり

2016年3月7日
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1日から産業労働委員会が始まり、3日はその2回目。日本共産党の質疑は、この日行われました。

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▼予算以外の主な議案は、産業技術センターの地方独立行政法人化に関する定款案です。

私達はそもそも地方独立行政法人化にも、その後のKAST(神奈川科学アカデミー)との統合にも反対しています。中小企業支援が弱まるという点と、県の機能として直接技術力を有する必要性があるという点からです。このことは常任委員会・本会議通じて何度も当局とのやり取りを重ねています。

今回示された定款案には、見事に「中小企業支援」の言葉が抜け落ちています。産業技術センターの理念では高らかに「中小企業支援」をうたい、KASTの定款にも「中小企業」が明記されているにもかかわらず、です。

この点については他の会派も問題としています。

私は「中小企業支援を行なうのならなぜ明記しないのか」、先々の担保としても「中小企業支援を明記せよ」と求めました。これに対し担当課長は妙な回答をしています。「事業が縮小するとの誤解を与える」と。とんでもない発言です。

この担当課長は1日、他会派から「企業ニーズはどのように把握するのか」と問われた時にも、「大学の研究から」と妙な回答をしています。これは今までの地方独立行政法人化や統合に援用してきた様々な答申の類とも矛盾する内容です。

この点についても、私は改めて認識を問いましたが、まともな回答はかえってきませんでした。このような混乱の中で組織の改編が進められるのは、県の産業政策にとっても危険なことです。まして神奈川県は99%が中小企業です。中小企業をしっかりと視野に入れない産業政策がどんなに危ういものか、いうまでもありません。

▼2つ目に取り上げたのは、県が「新たな企業誘致施策」と位置付ける「セレクト神奈川100」についてです。

インベスト神奈川対象企業に対する調査で県内立地のメリットを問う項目では、1位が交通利便性で、労働力確保の優位性、既存事業所との近接性、市場との近接性と続き、ようやく5位に「補助金等の自治体の支援制度」が挙げられています。誘致策の実効性が問われるものです。誘致策にいたずらに財政を投じない事を求めました。

また特区対象事業所に補助を厚くしていることに対しても、特区にはすでに様々な優遇策が設けられていることから、さらなる優遇は行き過ぎと指摘しました。

▼中小企業・小規模企業活性化推進条例にかかわっては、第11条に中小企業に「受注及び発注の機会を確保する」とありますが、この確保方法と公表方法を問いました。この点についても神奈川県の現状はとても不充分です。今後の課題です。

▼持ち時間は45分。この3つの課題にとどまり、続きは7日となります。

3日は夫の退官記念講演もありました。委員会が終わってから記念祝賀会に駆けつけました。花束を頂きました。(2016.3.3)