県立高校から卒業式の案内を頂いていますが、1日は産業労働委員会開催と重なり、2日の新城高校のみ出席させていただきました。
新城高校は昨年、まだ工事中の時に訪れていますが、昨年9月から新校舎を使用しています。新しい校舎から旅立った子どもたち。「新しい校舎はやはりいいですね。気持ちも違ってきますよ」と校長先生。「居場所の環境って大事ですよね」と私。ほかの大変な校舎を早く改修しなければと思いながら、交わした言葉です。
先生方・卒業生・在校生それぞれに思いがこもったいい卒業式でした。卒業生退場の折にクラスごとに起立し、子ども達が声を揃え、一言担任へのメッセージを述べます。涙もろい私はそれだけで目頭が熱くなってしまうのでした。
この日本社会、若者に対しても過酷な社会になっています。働き方然り、大学等に進学しても、ブラックバイトや高すぎる授業料やローンまがいの奨学金等々。この3年間がそれらを乗り越える力になってほしいなと思いながら、式歌「旅立ちの時」をきいていました。もちろん、この社会も一緒に変えていこうねという気持ちをこめながら。
久しぶりの卒業式でした。旅立ちの行事は気持がいいですね。(2016.3.2)