君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

消費税をやめて、税の原則に立ち帰れ |君嶋ちか子|神奈川18区|前県会議員

2025年3月25日

●重税反対統一行動は、毎年全国で取り組まれ今年56回目を数えます。私はいつも川崎北部地区集会に参加しています。

●報告の中では、税務行政のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化や効率化が押し付けられる中で、収受受付印の廃止とともに、業務センター化により税務署での相談が困難になったり、申告納税制度が脅かされていることなどが報告されました。

収受印廃止などは、小泉氏の思い付きのような「改革」らしいですが、収受印は形式的な印鑑とも違い、手続き上の確認印ですから印鑑廃止と同等に扱うべきではないと思います。なぜこんな実務まで、事情を知らない政治家に左右されなければいけないのでしょうか。

この収受印がないために、銀行融資をはじめ実務では何重もの余計な手続きを余儀なくされているようです。簡素化とは全く逆の作用が生じています。その時の大臣に振り回されることなく、最低でも収受印については、現実を知る公務員がこの思い付きはやめさせるべきでした。

●私は挨拶の中では、消費税について話しました。

長く続く物価高の中で「賃金と年金をあげる施策とともに消費税減税をぜひ!」と訴えました。(消費税は廃止の対象ですが、税源への配慮などから差し当たっては減税としています)

「消費税を何とかしてくれ」と訴える方に多く出会います。生活保護の人だって、低所得の人だって、この値上がり、そして消費税額も当然上がりますから、悲鳴は当然です。

改めて消費税の不合理を実感します。

消費税は税の原則にことごとく反します。「応能負担原則」「財の再分配機能」「生計費非課税原則」、消費税は憲法違反・税原則違反の見本です。

●消費税が無くなれば、業者の皆さんもどれだけ助かることでしょう。インボイスで苦しむ必要もなくなります。借金をして消費税を納めるという苦労をしないで済みます。

赤字でも納めなければいけない過酷な消費税。やはり有り余って内部留保でため込む企業から頂かなくてはなりません。輸出企業が戻し税で莫大な収入を得ているなんて怖すぎる話です。

自主申告納税制度も今、攻撃の対象になっています。税の内容を変えるとともに、税の徴収についてもより民主的に行うことが必要です。

集会後、川崎北税務署までデモ行進。昨年の雨と強風の中でのデモ行進を思い出しましたが、今年はお天気に恵まれて。(2025.3.13)

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