●木曜日は事務所当番です。
この日は結構深刻な相談もあったのですが、その前にSさんが、新年用のお花を活けてくれました。
見事な万年青(おもと)でした。この花には活け方があるそうで、右側に流れる葉は古い葉を、中央に立つ葉は新しい葉を意味し、新しい葉が古い葉を乗り越えていくように活けるそうです。だから正しく観る角度は決まっているのだと。
万年青は健康の象徴といわれ凶を払うという意味もあるそうで、新年を飾るのに相応しい花ですねえ。素敵な雰囲気です。
SさんやFさんのおかげで、事務所には花が絶えることがありません。小さな花や折れた枝なども元気に伸びています。
ちなみに10月の衆議院選挙時に寄せられた胡蝶蘭が、今も元気に咲いています!
●また、事務所の一角には私の娘の写真が貼ってあります、これは私が頼んだわけではなく、事務所のメンバーが、私が知らないうちに事務所設置当初から掲示してくれたもの。
市長選挙も最初の県議選挙もめいっぱい頑張ってくれた娘は、2016年に亡くなりましたが、たくさんの人から思い出が今も語られます。
「あんなに楽しい選挙は初めて」と言ってくれる方も少なからず。思いがけない方から優の思い出が語られることもしばしばあり、「えっ、この方とも接点があったの?」とか「あー今でも優のことを懐かしんでくれるのね」と、うれしくなったり涙ぐんだりしています。
●この日は事務所当番の後も3件予定があり、中原区の端から端を行ったり来たりしました。
武蔵新城駅で毎週行われている「しょめい隊」も今年最後となります。参加者が思い思いに語り、楽器を奏でます。
私は選挙後の変化と等々力緑地の無残な計画を語りました。
与党過半数割れの下で政権交代も可能だったのにも拘わらず、「自民党政治を変えたい」という国民の願いを受け止めない、維新や国民民主の態度。首相指名投票然り、軍事費偏重の補正予算案への賛成然り。自民党を助ける両党の姿がいかにも残念です。自民党は胸をなでおろしている事でしょう。
でも、企業団体献金禁止や選択的夫婦別姓制度の実現は自民党以外の主要政党が認めている事であり、与党過半数割れの国会の状況下で、現実的課題として語ることができます。来年の通常国会がどんな風景を見せてくれるか。
●等々力問題は、川崎市が632億5千万円を添えて(その後事業者は1200億円必要として市に増額を求めている)、等々力緑地を企業の儲けのために提供するという愚策です。
現在の計画では、アリーナの新設、陸上競技場の球技専用スタジアムへの改修、さらに商業施設・スーパー銭湯・立体駐車場の新設のために、樹木約830本が伐採され、市民が自由に使える広場も縮小されます。気候危機の下で、大木含む830本の伐採など正気とは思えません。
PFI法の改悪により、全国的に「稼げる公園」が掲げられていますが、「公園は稼がなくていい。豊かな緑の下で、市民が無料で憩えることが大切」と訴えました。(2024.12.26)