11月に続き、ヘイトデモがまた川崎で行われる!
早速共産党は、川崎駅東口で抗議の宣伝行動を行いながら、「ヘイトスピーチを許さない」かわさき市民ネットワークとともに富士見公園で集会を行いました。
警察が何重にも取り囲み、私たちからはよく見えませんが、遠くに日の丸や旭日旗が見えます。
私達の集会には、本当に多くの人が集まりました。膝が痛いハルモニ達が杖を突きながら長い間立ち尽くし、「私たちは日本に貢献こそすれ、何も悪いことはしていない。あの人たちだって先祖は同じ」とマイクで訴えます。また在日韓国人3世の中学生も「この町を守ってほしい。大人を信じている」と。彼はデモの先頭に立ちました。
また民主党の議員とも、ここでは共闘できました。
デモが始まり、「帰れ」コールが、65人といわれるヘイトデモを圧倒。市民を初めとした私たちは約1000人に膨れ上がりました。
彼らのコールは、実に聞くに堪えないものです。人間としてこんな言葉を同じ人間に投げつけることは到底許されないと実感します。表現の自由とは全く別物であると確信します。
政策や行為を批判することは社会において必要です。でもその属性だけを理由として根拠のない悪罵を繰り返すことは確実に対象となる人への暴力行為です。
彼らは終始、彼らの10倍以上はいたと思われる警察官に守られながら、川崎駅で全員が京浜急行に乗り込み、デモを終えました。ふざけた笑いを浮かべ、私たちに手を振りながら。
機動隊も大量に動員され、警察の労力・税金もこんなことに使われて、とやりきれない気持ちでした。
でも、今度も桜本を通らせなかったことに、ホッとしています。そしてこの町のあたたかさに胸を熱くしています。