君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

黒岩知事の人権侵害 |君嶋ちか子|神奈川18区|前県議会議員

2024年12月27日

●「黒岩知事の人権侵害を無かったことにできない女性たちの会」21回目の宣伝となりました。昨年の4月から毎月県庁前で訴えてきました。

知事の言葉や態度に変化は見られませんが、この取り組みは社会の認識をも問う取り組みです。また私たち自身の学びの場でもあります。さらに他の分野とも繋がってきています。

今年最後なので、オープニングとして松平晃さんのトランペット演奏も。スピーチは以下の通り。

●司会:性暴力を巡って様々な動きが続いている。大阪元検事正による性暴力事件は、一転して無罪を主張、沖縄の米兵による少女暴行事件は有罪の判決、私たちは黒岩知事の行為は女性に対する人権侵害であると訴えてきた。同時に県民に向き合う県政となっているかも問題にしてきた。21回目の宣伝を始める。

君嶋:500通にも及ぶ卑猥メール、AV愛好家の知事、女性にAVを買わせ続け視聴や模擬行為強要もあった知事、女性への人権侵害に満ちている知事にその職責が果たせるのか。

この問いに知事は「仕事でお返しする」の一点張り。自らの行為に対する責任も謝罪も一切口にしない。そもそも性加害を県行政で相殺するなど成り立たない。知事は自らの行為に真摯に向き合うべき。そのうえでジェンダー平等、誰もが尊重される社会への行政を推し進めるべき。

また日本社会には「たかが浮気」「男の甲斐性」的な土壌も根強くある。これら社会の認識を変えていく取り組みを引き続き進めていきたい。

Mさん:県の福祉職場で働いてきた。県立の障がい者支援施設中井やまゆり園のいわゆる「虐待」を巡り、外部アドバイザーにより、度を超えた職員の人格否定ともいえる「指導」が行われた。黒岩知事は、現場の実態を知らずにこれを正当化しているが、外部アドバイザーの常駐はやめるべき。知事は「中井の膿を出し切る」というが、これでは職員の気持ちを挫き、真の改革は進まない。

大山県議:沖縄の米兵による少女暴行事件は、沖縄県にも知らされず隠蔽されてきた。神奈川でも同じことが起きている。沖縄県知事は訪米し、国務省や国防総省に対し、再発防止や沖縄県との情報共有を要請している。

一方黒岩知事は、神奈川県としての対応を問うと「沖縄県と本県は違う」として国に任せる態度で、県民の人権を守る気がない。自分の性犯罪への反省がないことがこの態度に繋がっている。

Kさん:教員をしていた。高校生も黒岩知事の女性への人権侵害のことは知っている。

日本のジェンダーギャップ指数は156ヶ国中118位だが、神奈川県は行政と経済が特に格差が大きい。男女間の賃金格差への対応や県職員の育休取得も促進させるべき。

CEDAW(女子差別撤廃条約)日本政府への勧告を受け入れるよう県議会でも取り上げ、知事にも国に働きかけることを求めてほしい。

Iさん:コスタリカに行ってきた。コスタリカは軍隊を持たず、戦争はしない。日本の平和憲法がなし崩しにされていることを再認識。日本が戦争する国になることは阻止しなければ。選挙に行こう。

☆県庁正面前は日本大通り。こここの銀杏並木は見事。夏の炎天から私たちを守ってくれたし、今は銀杏木の黄色がこよなく美しく。この宣伝に来る楽しみは、季節ごとに姿を変える銀杏並木です。(2024.12.18)

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