●今頃「二十歳を祝うつどい」も、ブログとして遅れすぎなのですが、少しだけ報告。
2021年から、市主催の「二十歳を祝うつどい」には、コロナ感染症予防の観点から、議員は招かれていません。今年も引き続き同様の対応となったため、会場の若者の様子はわかりませんでした。
●市古次郎市議、おおば裕子市議、はたの君江前衆院議員とともに、武蔵小杉駅で恒例のお祝いの宣伝を行いました。
数年前に比べると駅からとどろきアリーナ行きのバスに乗り換える新成人の皆さんは少なくなったような気がします。地区別に分け方など開催形態の違いによるのかもしれませんが、華やかさは減っているような気がしました。
私としては「二十才のお祝い」ぐらい笑顔で挨拶したいと思うのですが、それが能わず。
その理由を考えるに、若者を取り巻く困難が私の中に強くインプットされているせいだと思いました。
重くのしかかる学費、ローン返済のように利子付きで卒業後を縛る貸与型の奨学金、就職するとなれば長時間過密労働や一方では非正規などの不安定雇用、人権無視の職場等々。
コロナ禍で学生の貧困も一層明らかとなりました。バイト先が激減し、食べるものに事欠く学生たち。
極めつけは、若者の未来を阻む岸田政権の大軍拡路線。先制的攻撃能力を持つという閣議決定です。
日本の国の在り方を変えてしまう野蛮さへの怒りとともに、選挙でも国会でも問わずに閣議決定だけで決めてしまうという、あまりにも独裁的なやり方への怒りは、お祝い気分を寄せ付けず、実は私は、あいさつの中で一度も「おめでとう」を言えなかったのです。
こんなわけで笑顔のあいさつにはならず、これらの重しを払いのける日本共産党の政策は話したのですが、明るさには届かず。
●この後は、例年通り宮内のどんど焼き。
お正月の縁起物を燃やして五穀豊穣・家内安全・無病息災を願ったといわれるこの行事、今もその思いは同じですが、そこに平和への願いがいよいよ切実に加わります。
ここにつどう子どもたちの元気な姿を見るにつけ、今の政治状況への責任をひしひしと感じます。
自・公政権、そこに明確に同調する日本維新の会が進める先制的攻撃能力を持つ国、そのための大軍拡・大増税路線、これを止めなければ河原を駆け回る子供たちの未来は、危ういものになります。(2023.1.9)