君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

巨大物流倉庫が住民を脅かす―西加瀬プロジェクトは見直すべき |君嶋ちか子|神奈川県議会議員

2022年9月18日

●巨大物流倉庫が住宅密集地に計画されています(仮称;西加瀬プロジェクト)。9月4日、この計画に反対する住民の会が開催されました。

●2019年11月、大和ハウス工業(株)は、中原区西加瀬にある三菱自動車工業跡地(10ヘクタール)に物流倉庫を作ると発表しました。

住民は仰天しました。

▲西加瀬は住宅密集地です。子ども文化センター・老人いこいの家・保育園・小学校・中学校などもあります。ここに、一辺が230m、高さ50m、延べ床面積23万2,720㎡という巨大物流倉庫をつくるなんて!

▲365日24時間フル稼働で、一日1700台(大型トラック800台、小型車両900台)もの車両が出入りするという計画です。

今でさえ、バスルートでもあり、歩行者・自転車・ごみ収集車などが行き交い、交差点は朝夕渋滞しています。しかも軟弱地盤で、振動がひどいと周辺の方からしょっちゅう訴えがある地域です。

●このように影響が大きい計画ですが、川崎市の「西加瀬プロジェクトにかかる条例環境影響評価準備書」では「環境への影響に対し実行可能な計画」と結論付けました。

川崎市の都市計画マスタープランでは、この地は「産業高度化エリアに位置付けられており、地域と調和する都市型工業地の形成や大規模な土地利用に際しては計画的な土地利用を誘導する」「地域課題に対応した、都市機能や都市基盤を適切に誘導」とされています。

●市のこの評価「実行可能な計画」「地域と調和する都市型工業地」は、実際の状況を踏まえてはいません。

確かにこの地域は、かつて「都市計画区域の工業地域」を形成していたかもしれませんが、現在は中小工場がどんどん撤退し、住宅地に変わっています。また地盤が非常に弱く、現在も周辺では振動に悩まされていることも把握されていません。

●大和ハウスに対する見直しの働きかけとともに、現状を見ないかつ住民に寄り添わない市の姿勢を変えていくことが必要です。

小杉駅周辺再開発はじめ数々の住民の暮らしを脅かす計画に対し、市は規制どころか推奨しています。住民の暮らしを守るという視点は欠落しています。

●この日、100名を超える住民が参加しました。口々に「住み続けることができなくなる」と訴えます。これまでのまちづくり運動の経験者からのお話もありました。

西加瀬巨大物流倉庫を考える会」は当面、川崎市議会議長あての請願署名に取り組んでいます。請願項目は、「これ以上の環境悪化には反対です。巨大物流倉庫計画は中止してください」のただひとつ。(2022.9.4)

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