君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

川崎工科高校視察と川崎市との意見交換会 |君嶋ちか子|神奈川県議会議員

2022年9月1日

●多摩川会という川崎市内選出の県会議員により構成される会があります。施設などの視察や市の要望を受けるなどの取り組みを行っています。

●この日は、川崎工科高校の視察から始まりました。

この学校は中原区ですから、私は度々訪れています。以前は実習室の屋根が破損していたり耐震工事が未着手だったり、度々私も県に整備を依頼していました。今回は整備が進んでいて一安心。

3Dプリンターで樹脂の加工をする場面、飲料の成分分析、ドローンの操作などを見せていただきました。

3Dプリンターによる樹脂加工
飲料の成分分析
ドローンの操作中

短時間で質問できる機会もあまりなく、やや消化不良ながら次の目的地に向かいました。

●続いて市役所を訪れ、川崎市との意見交換会を行いました。

市からの要望の第一は、「県単独事業における補助基準の格差是正等について」です。

該当するのは「ひとり親家庭等医療費助成事業費補助金」「小児医療費助成事業補助金」「重度障害者医療費助成事業補助金」「外国籍県民高齢者・障害者等福祉給付金助成事業補助金」です。これらの県補助が、一般市と指定都市で差があることについて是正を求めています。

例えば度々話題に上る「小児医療費助成事業補助金」は、就学前までの助成金について、一般市に対してはその3分の1を補助、政令市に対しては4分の1の補助となっています。

2002年までは格差を設けず一律に2分の1補助を行っていましたが、その後格差を設け、補助額も減らしているのです。

重度障害者医療費への補助も、1973年~1984年には100%の補助をしていましたが、その後減らし続け今では一般市2分の1補助、政令市3分の1補助となっています。

これらを見ると県の後退ぶりがよくわかります。市の要望ももっともです。

●要望の第二は「新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制等について」です。

緊急包括支援交付金は国から県経由で医療機関に交付されていますが、それだけでは足りずに市が独自に要請者一人につき20万円、疑い者受け入れ一人につき9500円を交付しているとのことです。

これらを県で負担すること、緊急包括交付金をより活用できるよう対象事業の拡大を図るよう国に要請することを求めています。

これについては、今回新しく出た要望であり、県にも事情を聴いてみようと思います。

●続いて「一級河川(県管理)の治水対策の推進について」です。

平瀬川は県知事が管理する一級河川ですが、県と市の協議により川崎市が維持・管理にあたっています。

2016年、上作延地域の護岸に問題が発生したため、市は単独で緊急対策工事を実施しています。ここに県も財政措置を講じてほしいという要望が出ています。

また2019年の台風により浸水被害があった多摩川との合流部分の堤防設備について、早期実施のために県が支援を行うことを求めています。

これらは通常の維持管理とは違いますから、県の支援も必要ではないかと思いながら聞きました。

三沢川も一級河川ですが、県が管理を行っています。ここにおいても2019年の台風により接続する水路から越水等により浸水被害が生じています。治水安全度の向上のため、多摩川合流点処理等について検討することを求めています。

県が管理する河川ですから、当然ではないかと思います。県の考え方をたださなければいけないと思います。

ほかに「拠点地区の整備について」(再開発事業への補助など)と「神奈川県地域防災力強化支援事業補助金について」(防犯カメラの補助を増やすことなど)も要請がありました。

●これまで、中原養護学校の改修や特別支援学校の増設要望もありましたが、これらは私たち県議団の要望とも一致していましたから、私も市の要望も伝えながら質問で取り上げ、川崎市幸区に特別支援学校を新設することに繋がりました。もちろん今回の要望からは消えています。(2022.8.25)

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