●6月22日の公示から今日まで、熱い選挙戦が繰り広げられました。
私は比例カーやあさかカーに乗車し、弁士を務め、あちこちで共産党の政策を訴えました。またスピーカーが使えない場所でのチラシ配布を中心にした宣伝や地域支部の皆さんとともに、支持を広げる活動など、あっと言う間に18日間が過ぎ去りました。
●今回併せて行ってきたのが、シール投票を中心としたお帰りなさい宣伝を継続的に行ってきたこと。実施時間は午後8時~9時。これは、私にとっては新しい試みでした。7年前の初めての立候補の時に、アンケートを中心にした労働相談を夜に行った事はありましたが、その時は本当に限られたメンバーでした。
今回は市古次郎市議を中心として、現役世代のメンバーが複数で関わっています。
●この時間帯は、お仕事帰りの若い人が中心ですが、シール投票は、人々が今何を問題としているかがわかります。今回のシール投票で問に対する一番多い項目は次の通りです。
★「気になっていること、困っている事は?」の問いでは、「食費、生活費が上がっている」
★「軍事費二倍化をどう思う?」では、「平和外交を進めるべき」
★「政治に何をして欲しい?」では、「消費税は5%に引き下げインボイスは中止」
私達の政策はやはり状況にあっているなという確信を得ますし、軍事費増が当然という世論も多い中で、平和外交が大事という意見が多いことも心強いものでした。
●でも、これらにシールを貼った人達がストレートに共産党に投票するかといえば、そうではない事もわかりました。これらの意見を持ちながら、「既に別のところに投票しちゃった」という人もいれば、「自民党への投票を考えている」という人もいました。共産党の政策が理解されていないことや、政策だけが選択要素ではないことがわかります。
また、誤解されている事もあり、比較的ゆったりした時間帯で個別に話ができるのは貴重なことだと思います。
●あさか候補をめぐっては、演説を聞いて「感動した」という人は多く、何としても当選させたいという熱い思いが様々な場面で繰り広げられました。
各地の取り組みを進める私達は、いつもこの感動と同じ場所にいる訳には行きません。議員はもちろん、地域の共産党員やサポーターが様々な形で、あさか候補の当選、「比例議席の獲得」のために奮闘してきました。思ったような展開にならなかったこともありますし、異常な暑さの中で、ペースダウンしたこともありました。
共産党の取り組みは、みなボランティアです。「まともな社会にしたい」「多くの人が安心して働き暮らせる社会にしたい」という思いで、その為の議席獲得めざして奮闘してきました。
神奈川はもちろん全国の懸命な取り組みに、私は度々胸が熱くなりました。
劣化した政治と社会を人間らしく生きることを可能とする社会に変えていく、平和と民主主義を何より大切にする、これらを可能とする選挙結果を出すために、闘いは続きます。(2022.7.9)