君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

平和行進は、核兵器廃絶を願う世界に類を見ないとりくみ |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2022年5月18日

平和行進、二年ぶりに従来の形で行うことができました。コロナの影響で、一昨年は中止、昨年は規模縮小で他地域と繋がらず行われましたから。

中原区は平間公園から始まります。ここで幸区からの行進を迎えますが、「アー 久しぶりに会えましたね」という思いでした。

今年は、感染予防のため行進者のコールや歌は無く、その点は残念でしたが、車のスピーカーで、道行く人々に平和行進の意義などを説明。

●今年はウクライナの戦火が重くのしかかります。

コールができないため声には出せませんでしたが、「戦火を止めたい」の思いは一層切実でした。また国内の「9条変えろ」や「核兵器の共有」「敵基地攻撃(実質先制攻撃)能力保有すべし」などの政権や維新の危険な動きも強まっています。参議院選挙後の国民投票も度々言われていますから、実に危機的な状況の中で行われています。

でもこの状況は、多くの方に伝わっているとは言えません。日本の未来が本当に心配です。

●平和館に着いて、中原区長と川崎市平和館館長から挨拶を頂きました。お二人とも、ウクライナで戦争が進行している事を踏まえ、平和な社会をつくることの意義を強調され、平和行進にも心を寄せて頂きました。

長年続けられている平和行進と行政の貴重な接点だと思います。

平和行進は1958年6月、「地球上から核兵器を無くしていく」ことを目的として、被爆地広島から東京に向けた行進として始まりました。それ以来、広島・長崎に向けて全都道府県の8割を超える自治体を通り、毎年約10万人の人が参加する行動として続けられてきました。このような取り組み、世界に例がありません。

被爆国日本が、苦しみを抱えながら取り組んできた貴重な運動です。私も公務員になって以来、ほぼ毎年参加してきましたから、約50回。

●例年、この平和館での簡単な集会では、平和館がこの地に造られた由来の説明、通し行進者の紹介などが行われていましたが、今年はそれらが無く残念。コロナによる中断の影響でしょうか。積み重ねられた貴重な取り組みが消えていくことが無いように、主催者にこの思いも伝えておきたいと思います。

今年は、この日に様々な取り組みが重なり、残念ながら小集会を終えたところで、私は行進から抜けました。JFEの職場を守る会宣伝行動参加と、またもや告知されているヘイトスピーチ対応のため、川崎に向かったのです。(2022.5.8)

新着記事

  • 過去の記事

  • facebook
PAGE TOP