●様々なとりくみが続いています。
9日は、川崎駅西口でJFEスチール高炉廃止に反対する宣伝。
2020年3月27日、JFEスチール(株)は、「2023年9月に、京浜地区の高炉を休止する」と発表しました。
休止は事実上の廃止で、会社発表でさえ従業員1200名、関連会社2000名の職場が失われるとされています。
JFEは、「国内最適生産体制の構築に向けた構造改革の実施」を謳い、その背景として「鉄鋼事業はセグメント利益がゼロと見込まれる危機的状況」を挙げています。でも21年度には2800億円という黒字が見込まれ、危機的状況とは言えません。莫大な内部留保もあります。
私はJFEのことは本会議質問でも取り上げています。企業の成立ちには、自治体の支援などが大きく寄与しています。それは地域の雇用創出や地域への経済的還元を期待するからです。短期的な採算性のみの判断で、地域を切り捨てるやり方には反対しています。2020年以来、職場を守る会の会議や関係行政への申し入れ、宣伝行動などに参加しています。
この日の宣伝でも、JFE-日本鋼管は、川崎に根づいている事を実感しました。
●10日は成人式の宣伝を武蔵小杉駅で行いました。
例年でしたら、この朝の成人式参加者への訴えの後、成人式に参加するのですが、昨年・今年と、コロナ感染の影響でそれが叶いません。
で、駅頭の状況ですが、他党が例年になく私たちの実施場所に近づき、ほぼ同じ場所状態。結局時間を区切って交代で行いましたが、幟やプラスターなども入り乱れ、とても落ち着きませんでした。
さらに、駅員が、JRの敷地外で行うことを指示してきました。
敷地内といってももちろん構内ではなく、歩行帯と同様に駅を利用しない市民も歩いているところですから、「実質上の公道であるし、長い間問題なく行ってきている。短時間のことであるし柔軟な対応をして欲しい」と求めましたが、「通行の妨げになるとの苦情が数十件来ている」として譲らず。場所の移動も余儀なくされました。
何より、成人式に向かう人が少なかったのです。これはコロナ対策で三部制をとっているせいでしょうか。午前が中原区を中心とした地域ならば、中原区の人は小杉駅経由でないことも多く、例年のようなバス待ちの行列ができなかったのかもしれません。
という訳で、高すぎる学費、高金利の奨学金、卒業後の不安定雇用などの実態を変えようと訴えましたが、どれだけ響いたか不安。
●午後は、宮内のどんど焼きに参加。
感染症対策として挨拶などは行わず、櫓も小さくつくられています。参加者も全体的に少なく、いつも挨拶している方も参加していなかったり。
でも、宮内小学校の子ども達が来ると会場の雰囲気が変わりました。やはり例年に比べると少ないのですが、活気づいてきました。
子ども達が河川敷でのびのびと走り回る光景は、いつ見てもいいものです。伝統的な行事(これには人間の願望や祈りが込められていると思うのですが)の継承、地域で大人と子どもが共有する場、などは大切なことだと思います。
コンパクトであれ、実施できて良かったです! 悩みながら準備した方々お疲れさまでした。
●コロナによる制限を多く受けて、戸惑いや残念な思いを抱えながらの毎日です。そのストレスは全ての人に及んでいるのだろうと思います。
新規感染者は世界で1500万人を超えたとWHOは12日に発表し、日本では14日、全国で2万642人の新規感染が確認されました。(2022.1.9-10)