●いよいよ二つの選挙が始まりました。
17日市長選告示、19日衆議院選挙公示です。
●17日市古ひろかず候補の出発式は、小雨が降る中、室内で決意を込めて挨拶と激励。
市古ひろかず候補から、公開討論会通じて、現市長の教育に対する認識に驚いたとの話がありました。この内容は市古ひろかず候補が第一声の中でも触れています。
子どもの学力をつけるために、現市長が「小3から学力テストを行う」とした件。市古ひろかず候補は。「少人数学級の実現」と。この違いは歴然としています。
学力テストが子どもの学力をつけるどころか、弊害が各地から報告されていることを、現市長は知らないのでしょうか。成績の悪い子どもは、テスト当日休ませるという話さえありました。この様に競われる学力テストが、どうして確かな学力に結び付くというのでしょうか。
専門家ならずとも、この位の想像力は持ち合わせてほしいもの。
出発式を終え、市内を回った後の第一声でも現市長への新たな怒りが。
やはり公開討論会で、「川崎のコンビナート上空を飛ぶ新飛行ルートを認めた市長の判断を撤回するべきではないか」と市古ひろかず候補が質した時、現市長は、「日本経済の振興に繋がるから、撤回はしない」と。
1970年に川崎市長の要望に応え、東京航空局長は、東京国際空港長にコンビナートの上空を飛ばせない措置を求め、それ以来、コンビナート上空は飛ばせませんでした。それを今回易々と飛行を認めてしまったのが現市政です。
当時の保守の市長でさえ、危険性を認め国に措置を求めたのに比べ、国いいなりで市民の安全を顧みない現市長の姿勢を、市古候補は、本気で怒ります。
コロナ対策が極めて不十分なこと等も併せ「これ以上、川崎をずたずたにさせない」と。
私も、川崎市が生まれ変わることを心から願い、決意を新たに。
●2日後、はたの君枝候補の出発式。
小選挙区で勝ち抜くと決意を述べたはたの君枝さん。車に乗り込むはたの君枝さんとタッチしながら、私は熱いものがこみ上げてきました。何だろうこの感覚は、と思いました。日本の歴史を変える闘いが始まるという覚悟がそうさせたのかもしれません。選挙において、これまで経験したことのない不思議な感覚でした。
小選挙区で日本共産党の候補者が勝つというのは本当にまれなことですし、全体として野党候補者が議席を多くとったなら、これも歴史を変える出来事です。
●2015年、憲法違反の安保法制が強行採決された直後に、日本共産党は国民連合政府を提案しました。この画期的な提案は、その後の3つの国政選挙での立憲野党の選挙協力を可能としました。
今回は選挙協力に加えて、立憲民主党・社民党・れいわ新選組・日本共産党による政策の合意、立憲民主党・日本共産党による政権協力の合意があります。
これらを武器にして、新たな地平を切り開く選挙です! (2021.10.19)