君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

共産党提案意見書案への残念な結果 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年10月20日

●神奈川県議会第三定例会最終日となりました。今定例会も補正予算が度々組まれ日程もハードでした。この前日14日も、閉会となったのは、夜中の12時25分。日をまたいでしまいました。なぜこんな事態になっているか、議会運営について改善すべき点がありますが、これはまた別の機会に。

●議案については、補正予算案含め15本。共産党県議団は、「神奈川県県税条例の一部を改正する条例」に反対しました。

これは、水源環境保全税を延長する条例改正案です。

水源環境保全は大事なことですが、この事業は一般財源で対応すべきで、県民に負担増を求めるべきではないというのが反対の理由です。

この超過課税は、個人県民税の所得割上乗せとともに、均等割300円の上乗せとなっており、所得の低い人には負担が一層重くなる仕組みです。しかも法人県民税には、超過課税は適用されず、大量に水を使用する事業者であっても税負担が生じないことになります。

その他の議案には賛成しました。

●意見書案については、委員会提案となったものが6本。共産党単独提案となったものが3本です。

この二つの違いですが、意見書案が委員会提案された際、全ての会派が賛成すれば委員会提案となります。共産党提案は、全ての他会派が反対したため、委員会提案とはならなかったゆえ、共産党独自提案となりました。

結果的に、共産党は、全ての意見書案に賛成しました。

●では、他会派が反対した( 「消費税におけるインボイス制度の撤回を求める意見書案」 のみ、神奈川ネットも賛成でしたが)共産党の意見書案を紹介します。

*「IR推進関連法の廃止を求める意見書案」

横浜市の IR 誘致撤回を契機として、改めて、いわゆる IR 推進法と IR 実施法の廃止を求めました。名乗りを上げていた事業者の撤退、所管副大臣の「収賄罪」「証人買収罪」の実刑判決などの状況変化もありますが、そもそも、ギャンブルに負けた人のお金を自治体が充てにすること自体が誤りです。

「消費税におけるインボイス制度の撤回を求める意見書案」

2023年10月から実施されるインボイス制度=適格請求書等保存方式に向け、本年10月から登録申請が始まっています。

この制度は、買い手側が仕入れ税額控除の適用を受けるためにはインボイス(適用税率や税額の記載を義務付けた請求書)の保存が必要とします。ところが、買い手が適格請求書を求めた際、消費税の免税事業者はこれを出すことができません。となれば買い手は「他の的確事業者に頼むよ」という事になり、免税事業者が排除されることになります。取引を続けたいとなれば、課税事業者にならなければなりません。中小事業者に大きな負担を課し、存続を危うくするインボイス制度の中止を求めました。

「コロナ禍による米の需給緩和・米価下落への対策を求める意見書案」

コロナ禍の下で、観光業や飲食店が実質的に休業等を強いられ、2021年産米の価格暴落が現実味を帯びています。全国知事会は、政府による米に買い入れ数量を拡充することを求め、全国の自治体からも米価下落対策を求める声がかつてなく広がっています。

これらの実態に応える対策を政府に求めました。

●インボイスや米価など、中小企業や農家の存立に関わります。米価がこのまま放置されれば、9割の農家が廃業に追い込まれるとの試算もあります。

このような切実な差し迫った危機を回避するための施策を求める意見書に、全ての会派が反対という事が残念でなりません。国政において野党となっている会派においてもこの結果であることは、深刻です。

この無念、選挙で晴らさねば。(2021.10.15)

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