君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

どこの国の防衛省か! 米軍が引き起こす問題で防衛省に申し入れ |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年7月11日

◎米軍が次々と問題を引き起こします。

5日防衛省に抗議と申し入れを行いました。日程を確保した後に、新たな問題が起きて扱う課題が膨らんでしまいました。

●オスプレイ整備に厚木基地を使用することについて

オスプレイの定期整備を、スバルと日本飛行機の2社が受注したと米軍が発表。契約額はそれぞれ約250億円。今年7月から2030年末までとなっています。

これについて、主に次のような質問を提出しています。

*51機と報じられている対象となるオスプレイは、米空軍所属か、米海軍所属か、自衛隊所属か。

*いつから開始されるのか。

*整備対象のオスプレイはどのようなルートで、整備地に来るのか。

*整備完了後の試験飛行はどのように行われるのか。ホバリング訓練も行うのか。

整備の為に危険なオスプレイが行き交う事になり、試験飛行が最も危険なホバリング含め行われれば危険この上ありません。

ところが、これらを懸念する質問への回答は全て「米軍と民間会社の契約なので答えられない」。

様々な角度から切り込んだ質問を重ねた結果、ようやく少し踏み込んだのが「答えるのは適切ではない」、つまり防衛省は承知しているけれど、住民には教えられないという事。そして質問をあざ笑うように「日本の空と海を使う」というふざけた回答もありました。

●オリエントシールドに伴う米軍の相模補給廠使用について

オリエントシールドとは「東洋の盾」と称される日米共同訓練です。これに伴いコロナ感染症対策として相模総合補給廠に14日間停留することが判明しました。

これに対し、なぜ相模総合補給廠なのか、これからも作戦の度に使用されるのか、などを問いますが、回答は、「詳細を応えることは適切ではない」。

具体的答えは、僅かに「2週間の停留の間、外出は禁止している」「クラスター発生の場合は米軍の施設で」という程度。

●オスプレイの横浜ノースドッグへの搬入について

CV22と思われるオスプレイが、横浜ノースドッグに船積みで搬入されました。どこから来たものか、その後どこに移動するのか。

防衛省の問い合わせに対し、米側は「通常の運用の一環で搬入・搬出しているが米軍の運用に関わることで、詳細は答えられない」と説明を受けたと答えるのみ。

「施設区域を使用する際の妥当な配慮を求めてほしい」という当然の要望に対しても、「求めるか求めないかは答えられない」という始末。

●航空機部品の落下の可能性について

7月3日、午前7時35分ごろ、厚木航空基地内での飛行前点検において、部品紛失が確認されたという報告がありました。

その前日2日は、厚木飛行場離陸が午前9時52分、着陸が午後2時54分。飛行経路は、神奈川県⇒東京都⇒埼玉県⇒群馬県⇒栃木県⇒福島県⇒新潟県⇒日本海⇒新潟県⇒福島県⇒埼玉県⇒東京都⇒神奈川県とされています。どの地点で落下したかはわかりません。

落下可能性のある部品は、重さ約300グラムのシールとのこと。

●米兵による交通事故について

米海軍横須賀基地所属の米兵が、5月16日に首都高速湾岸線で、酒気帯び運転をし、磯子出口付近でUターン。逆走しトラック2台と衝突。車内からは大麻成分を含む液体入りの容器が発見されています。

6月30日に書類送検。県と横須賀市への通報は、事故からおよそ1カ月半を経てから。詳細には触れず形だけのもの。

この事態に対し、*事故の全容を報告すること、*裁判任せではなく、政府として米国に抗議と厳正な対処を求めること、*県・市への通報がなぜこれほど遅くなっているのかを明らかにすること、を求めました。

これについては、「米側において誠意ある対応をされるものと認識している」と回答。

県・市への報告が著しく遅れたことを重ねて質したところ、「捜査機関に委ねていたため」と。

私は「捜査機関とは別に行政としての把握や対応は必要。自治体への報告は、直ちに行うべき。また起訴や、裁判の結果が明らかになっていなくても、最低限事実関係の報道は一般の事件では行っているではないか」と質したところ、「それは現行犯の場合だ」と。私は重ねて「事故を起こした直後に保護されていて、入院期間があったとはいえ実質現行犯ではないか」と。これに対して答えはありません。

◎全編通して、具体的内容は何一つ語られませんでした。

防衛省の態度は明らかに以前より後退しています。日米一体化をめざす安保法制の強行も影響しているでしょうし、安倍政権以降極まっている国民蔑視や情報隠しも影響しているのでしょう。

国民の安全を確保するという気持ちは微塵も感じられず、ひたすら米軍のやりたい放題を許すための逃げ口上に終始する、どこの国の防衛省かと心底怒りを覚えます。

この人達は、何を考えながら仕事をしているのだろうと思いました。歪んだ政治の犠牲者がここにも、という暗澹たる気持ちです。(2021.7.5)

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