君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

労働条件整備など働く場を変える事こそ必要 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年7月8日

●2日の常任委員会では、月次支援金を使い易くする事とともに、就職氷河期と言われる層への支援事業について質しました。

●県の報告資料によると「就職氷河期世代を対象として、正社員に求められる基本的なスキルや心構え等を身につける実習型プログラムを提供する」として「かながわジョブテラス」を開講するとしています。この事業について問いました。

1 このプログラムの具体的展開・講義の実施・募集などはどこに委ねているのか。

答弁 (株)学情という人材派遣会社に委ねている。

2 具体的にどのような講義を行うのか。

答弁 キャリアカウンセリング、就職活動支援、企業訪問、企業説明会など。

3 スキルや心構えは、企業側の要請に応えるものと考えられるが、開講に当たって、この世代当事者からは意向を聞いているのか。

答弁 アンケートを実施している。(内容を問うも、その場ではわからず)

4 一般的には、就職氷河期世代として、35歳~54歳の「正規雇用を希望しながら非正規雇用で就業している人」及び「就業を希望しながら、様々な事情により就業活動をしていない長期無業者」を想定していると思うが、「かながわジョブテラス」の対象も同様か。またそれぞれ県内の数は。

答弁 ・35歳~54歳の正規雇用を希望している非正規雇用就業者は3万9千人。

・35歳~54歳の長期無業者は2万7千人。

当事業は、前者のみを対象としている。

5 これらの方たちをどのように把握しているのか。開講についてはどのように案内しているのか。

答弁 数字は、平成27年の国勢調査を基に把握している。「かながわジョブテラス」開講の案内は、県の広報や公共交通機関内の広告などを用いている。

●次に、この方たちを対象とした合同面接会について問いました。

1 これまでの運営はどこに委ねているのか。今後も同様か。

答弁 求人募集から、面接会の実施まで、民間事業者に委ねている。今後も同様に行う。

2 面接会参加求人は正規社員に限っていると思うが、その他業種・職種など含め、特別に配慮している事はあるか。

答弁 求人職種などに偏りが無いように配慮している。

3 これまで実施の4回の面接会の求人者・求職者・面接・就職のそれぞれの数は。

答弁 求人者116社、求職者510人の参加、面接は576件、就職に至ったのは18人。

4 当面接会の他の面接会に比較した特徴は。

答弁 自らの適性などに確信が持てない。それまでの殻を破ることが困難。

5 参加した求職者の受け止めはどのようなものだったか。

答弁 アンケートを実施している(内容を問うも、その場ではわからず)

6 この面接会は特に求人内容が問われる。安定した雇用・将来を見通せる雇用であることが求められる、その為の特別の工夫も必要だが、見解を問う。

答弁 求人内容が大切であると考えている。

●要望として次のように述べました。

1990年代以降に生み出された就業が困難な事態は、今に繋がる日本社会の大きな課題です。35歳~54歳といえば、まさに現役世代の中核そのものです。コロナ禍の下で、生活困難が浮き彫りなった生活福祉資金申請の年代にも重なります。個人の暮らしも深刻ですが、社会の持続性という点でも重大な問題です。

そもそも、働く側がこの問題を生み出したのではなく、まともな働き方が不可能なほど、受け皿が量においても質においても壊れていたことが最大の問題です。当時100回面接をしてもダメだったという経験を聞いています。

コスト削減のみ追及するのではなく、働く人間を大切にしなければまともな働く場は成り立ちません。

現在の状態を改善するために、国とともに全力を尽くすことを要望します。(2021.7.2)

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