君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

時間短縮協力金の補正予算成立、されど早朝までの議会運営は? |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2021年6月5日

●まん延防止等重点措置は6月20日まで延長。

時間短縮協力金(飲食店等第11弾大規模施設等第2弾)の補正予算案審議のため、議会日程が急遽組まれました。

延長に伴い重点措置区域として、これまでの17市町にさらに平塚市・小田原市・秦野市が加えられました。新規感染者数がこの地域で増えている事が理由とされています。

飲食店等協力金(重点措置区域は5時~20時まで、それ以外の地域は5時~21時までの営業を行う飲食店等に対し)、大規模施設等協力金(重点措置区域において5時~20時、または5時~21時の店舗等に対し)を合わせた予算額は507億8301万5千円。

●この協力金については、各会派は、改善点を要望しながらも賛成をしています。今回も大きな争点が存在したわけではありません。

ところがこの日、審議が終了したのは翌6月1日の早朝4時17分。なぜこんなことになるのか。

5月31日の13:00~13:09本会議。議案を委員会に付託。ここまでは通常どおり。

このあと産業労働委員会が遅れて14:44に開かれますが、17:58で休憩が告げられます。この間も、先行会派質問やけに長いなとは思いました。また、なぜ休憩なのかもわかりません。

再開は20:58~21:14。また休憩。次は22:04~23:14。これで委員会審議終了。補正予算は成立。

これを受けた本会議が、翌日早朝の3:29。委員会報告、各会派の討論を経て全会一致の賛成で補正予算が成立しました。

●徹夜に及んだ議会について一言。

何故長引いているかが明らかにはされず、早朝まで行われる問題点は多々あります。

*職員及び議員の健康への配慮

*税金の使途としてふさわしいか否か(職員の超過勤務手当、公共交通が途絶えるためのタクシー使用など)

*通常の時程以降のそれぞれの行動の突如のキャンセル、及び翌日への影響

これらの角度から今回のような事態への検証が必要です。透明性のある議会にするためにも。

●共産党の賛成討論は、以下の通りです。短いのでご覧ください。

令和3年第2回神奈川県議会定例会賛成討論

日本共産党の君嶋ちか子です。日本共産党県会議員団を代表して賛成討論を行います。

定県第63号議案令和3年度神奈川県一般会計補正予算(第5号)は、蔓延防止等重点措置の適用延長及び地域の拡大に伴う感染拡大防止協力金事業費(飲食店等に対する協力金第11弾、大規模施設等に対する協力金第2弾)として予算措置を講じるものです。

第10弾の枠組みと変わる点としては、上乗せ分がなくなり、下限額が4万円から3万円に下がることです。

一方で、国からの交付金の一部を酒類の製造・卸・小売りなどの事業者補償に活用することを検討しているのは、他の業種にも広がるという点で意義があると考えています。

引き続き、酒類終日停止によって、仕入れストップとなっている食材・おしぼり業者などにも広げることを要望します。

これらの飲食店の時間短縮や酒類の提供停止が適用される中で、地域には分断も生じています。

飲食店業者の方においては「なぜ、自分たちだけが狙い撃ちにされるのか」という思いがあり、一方で、それ以外の業種の方は、「困っているのは飲食店だけじゃない。我々だって売り上げが減っているのに、何の補償もない」という分断です。そしてそのいずれもが苦しい状況を抱えているのが実情です。

引き続き、地域経済を支えるという観点を据えて、業種を問わず、新型コロナ感染症の影響を受けた事業にしっかりと支援をしていく必要があります。

マスク飲食実施に関わるお店の推奨状況をチェックするモニター制度について、当初の補正予算審議の中でも改めるべきと求めましたが、それ以降も強い怒りの声が寄せられています。「苦しい中協力しているのに、監視されるのか」「モニターに2500円も払うのであれば、他の困っているところに回してほしい」「こんな分断を持ち込むのか」というような声です。

私たちも同感です。感染予防をしながら営業を続けるために「マスク飲食推奨」を掲げることはありうるとしても、その履行状況を抜き打ちでチェックするような行為は、協力をお願いする事業者に行うべきことではありません。またモニター募集に関わる業務など、忙しい職員にさらに負荷をかけながら行う仕事ではありません。

これらの点から、マスク飲食に関わる表彰制度や実施状況にかかるモニター制度を用いるやり方は改めるべきです。

感染予防には、多くの県民の理解が必要であり、分断は避けなければなりません。

私たちは一貫して、暮らしや営業を息づかせるために、感染対策に全力を上げることが必要と主張してきました。

その為には、ワクチン接種の速やかな実施、PCR検査や変異株に対する検査などを旺盛に繰り広げるとともに、人の流れの抑制のためには、ポイントを押さえた方策と補償が必要です。

当面は、疲弊した地域の営業を支えるために、協力金を速やかに支給する特段の努力が求められます。同時に申請者に寄り添った審査が強く望まれています。

以上、意見・要望を述べて、第2回定例会に提案された定県第63号議案、令和3年度神奈川県一般会計補正予算(第5号)に対する賛成討論といたします。(2021.5.31)

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