君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

防衛省は「オスプレイは安全」と言うのではなく、国民の命を守れ |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2020年11月9日

防衛省南関東防衛局は、神奈川県内基地へのオスプレイの飛来について、米軍が情報提供を取りやめたと発表しました。米軍は、「運用上や安全上の理由」としています。

県内基地へのオスプレイ飛来は2014年の厚木基地が初めてですが、県はこれに伴い飛来に関する事前情報や離着陸情報を南関東防衛局から得て、HPで公開してきました。

その取扱いを今回変えるという事です。

●これは見逃すわけにいきません。日本共産党神奈川県委員会と日本共産党神奈川県議団は連名で、「オスプレイに関する防衛省の説明に断固抗議し、情報公開・提供と飛行の中止を求める申し入れ」を防衛大臣あて提出しました。

要請項目要旨は次の通りです。

1 政府は、オスプレイの飛来情報の提供をしないという措置を撤回するとともに、米国に情報提供を求め、国民に周知すること。全ての米軍機においても同様の措置をとること。

2 根拠なくオスプレイは安全とする説明を撤回すること。また訓練飛行の中止と配備の撤回を米軍に求めること。自衛隊のオスプレイ導入についても撤回すること。

●防衛省の答えを次に。

1について:米側から「飛行の安全性という点から情報提供は困難」との見解が示された。日本としては米側に引き続き情報提供を求めて行く。

2について:日本独自にも安全性を確認する。オスプレイの事故率が高いといわれるが、機体が原因ではない事故もある。(それは他の機種にもあり得ること。事故率の高さを否定する根拠にはなりません!)

抑止力として必要なので、撤回は求めない。最大限の安全策を図っていく。

●この回答について突っ込みどころは満載なのですが、大きな話題になったのは、この情報の周知についてです。

この情報が得られたのは、綾瀬市議がオスプレイの配置について質問をしたことから。その質問を受けて神奈川県に通知したといいます。では全国的にはどうしているのかと問うと、「聞かれたところには答える」との態度。参加者が口々に、こんな大事な変化、は、全国に周知すべきと求めましたが、最終的な答えは「検討する」にとどまりました。

●この態度も酷いと思いますが、「無理なこと求めるな」と言わんばかりに、「米側に情報提供の義務はありませんから」と繰り返したことも、許せません。

私は思わず「全国の自治体にこの変化をきちんと伝えるべき。またオスプレイが安全などと庇い、米国に情報提供の義務はないなどと偉そうに繰り返しているが、日本の防衛省なら、日本の国民を守ることを考えよ。日本を取り巻く情勢は厳しいなどと言っているが、密集地の上空を事故率の高いオスプレイが飛ぶことの方がよほど現実的な危険だ。

本当は情報があったって危険な本質は変わらないが、せめてもの牽制として求めている飛来情報まで、オスプレイの安全のために提供しないというのなら、住民の安全はどのように確保するのか。日本人の命軽視も甚だしい。このような米側に対し、国民の安全性確保のためにものを言え」と。

●屈辱的な地位協定の下で、このような話がすぐには通用しないことを承知していても、私は言わずにはいられません。こんな不当な説明にわかったような顔はできません。

私は日米安全保障条約を破棄したいと思いますが、最低でも地位協定を改定しなければと切実に思います。ヨーロッパでもアジアでも、もっと対等な立場で対応している国はいくつもあります。なぜ日本だけが、ここまでいいなりになっているのでしょうか。

政権を変えたいという思いは、ここでも切実です。

●黒岩知事は「全ての情報を公表できないことは理解するが、基地周辺に大きな影響を与えるような情報は、適時・適切に求めて行く」とコメントしています。知事の「全ての情報が公表できないことに理解を示す」姿勢には批判の声も上がっています。(2020.11.4)

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