君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

議長選挙、そして危機に瀕する医療と介護 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2020年5月24日

議会は

コロナに関わる補正予算や条例改定を経て、22日は議長選出。

選挙の結果、議長は自民党の島村ただし議員。副議長も自民党のいそもと桂太郎議員。両者ともに自民党にしちゃったんですね、今年は。

共産党は、議長選のみ立候補。正・副共に同じ会派ではない方がいいという考え方です。

今回も井坂団長が立候補しましたが、5票のみ。

この日は、議会運営委員も選任しました。

その後懇談

●夕方、民医連と懇談を行いました。私はこの間、病院関係者との懇談を3回行っていますが、やはり今回もコロナ禍の下での医療・介護の窮状が語られました。

県や市の要請を受けて、協力病院となった施設は、分離するためのゾーニング・空床確保・スタッフ確保等の為に大きな経済的負担を強いられています。もちろん、スタッフの肉体的・精神的疲労は極まっています。

また受け入れを行わない病院は、感染予防のために受診抑制を求められ(健康診断を行わない・来院サイクル延伸など)、経済的に追いつめられています。

●人件費を払うのにも窮している状態です。放置されれば、6月にも資金が尽きると、先月から伝えられています。これでは、地域から病院や診療所が消えてしまいます。

支援が必須ですが、さしあたって診療報酬の概算払いを!と切羽つまった要求が。これがなければ、たちまち6月には立ち往生です!

議員団にもこの後押しが強く求められました。東日本大震災や、台風19号の時にも実施されています。是非実現しなければ。

●別の問題として院内感染があります。

今、発熱者拒否の病院が多くなっています。川崎協同病院では、13カ所の病院から断られた患者さんを受け入れた例もあります。医療機関としての役割を果たすために、懸命の仕事が続いています。

院内感染などのリスクを避けるために、疑わしい人を一切受け入れないという事では、救える命も救えません。このことは、医療機関の貴重かつ困難な役割を象徴しています。

●川崎協同病院でいえば、院内感染が度々報道されていますが、これは体制がずさんだからではありません。

発熱者を受け入れ、PCR検査で2度陰性だった患者さんが実は陽性だったことが、院内感染の引き金になりました。これは不可抗力とでもいうしかありません。このようなケースは、現状では、どこでも起き得ることです。

公表をためらう施設が多い中で、川崎協同病院は自ら公表しました。その結果、従事者のお子さんが保育園登園を拒否されたり、近くのバス停を使うなとの声が上がったり、他にも多くの被害が生じています。

●介護施設も大変な状況を抱えています。

介護施設は、予防策の徹底が困難です。どうしても歩き回る人がいたり、マスクを外してしまったり、状況に対応できない人が多くいます。また介護職員と利用者は濃厚接触にならざるを得ません。

ノルウェーでは、全体の死者数の約6割が介護施設入居者という事です。同様の数字が、フランス4割、ベルギー5割と、介護施設特有の困難を裏付ける数字です。

介護施設に新型コロナ対応のマニュアルが必要、介護職員に危険手当を、という要望も出されました。

一方で、介護施設も、利用者の減少で経営的危機に直面しています。このままの状態が続けば、介護基盤が崩壊すると危惧されています。

●医療3団体による4月対象の調査では、コロナウィルス患者受け入れ269病院は平均約1億円の赤字、院内感染などで病棟閉鎖を余儀なくされた146病院の平均赤字は約1億2245万となっています。

介護事業者全国団体の調査では、通所施設91%・短期入所施設76%・訪問介護施設47%が経営への影響を受けているとのことです。

喫緊の、そして先々にも関わる命をめぐる課題です。(2020.5.22)

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