君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
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神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

相鉄線乗り入れの影響認められず―武蔵小杉駅調査 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年12月7日

●11月30日(土)から、相鉄線のJR乗り入れが始まっています。

乗り入れ後の状況を調べるため、12月2日(月)7時20分から武蔵小杉駅の調査を行いました。武蔵小杉駅をよくする会のメンバーと一緒です。

前回駅調査時(2019.9.26;木)には、以前に比べて混雑の程度が緩和されていました。7時台に1便の増便があったとはいえ、「なぜこんなに緩和されたのか」と他の調査参加者と首をかしげたものでした。

「木曜日だから」という意見もありました(私は納得がいきませんでした。木曜休日というのは、この時間帯に通勤する事業所には多くないと思います)。

今回調査は月曜日。果たしてその点ではどうかという思いもありましたが、やはり混雑の程度は変わってはいないようでした。曜日には関わりないという事です。

この点では、JR東日本横浜支社(小杉駅に聞きたかったのですが、駅は一切対応しないと)にも足を運び確認しているのですが、要因は定かではありません。そもそも乗降客数の変化を聞いても正確な数が把握されていません(これは驚きですが)。 と言う訳で混雑緩和については、今も要因はわからないのですが。

●相鉄線の車両は、「ネービーブルー」とのことですが、かなり暗い印象、一瞬時代を遡ったような気がしました。

そして利用状況ですが、相鉄線から乗り入れる上り電車は、横須賀線に比べて空いています。

また、相鉄線乗り入れの下り電車は、さらに空いていて、私は思わず採算性を心配してしまったほどです。(ま、この時間帯に海老名方面に向かう人が少ないのは当然かもしれませんが)

●とはいえ、相鉄線乗り入れの車両を除けば、前回と今回のホーム・車両の話は、以前の凄まじさを物語るものであり、現在でも混雑がないわけではありません。思うような写真が取れないほど、動きが自由にはなりません。急ぐ通勤の人の流れを邪魔しないようにしていると、写真は存外取りにくいものです。

●今回は、ホームに立つJR社員が目立ちました。駅員も増えていましたが、無帽の人が多く、私が聞くと、「社員です」との答え。相鉄線乗り入れに備えてという事でした。駅員だけではなく、応援体制を組んでいるという事でしょう。

先日、小杉駅の状況を聞くためJR東日本を訪れた時に、ホームに駅員が少ないと伝え、配置を求めましたが、普段のペースに戻った時にどういう状態かが問題ですね。

●また、現在は下りホームだけですが、スレッドラインが設置されました。スレッドラインというのは、ホームの端の点滅するラインで、電車進入時に注意を促すものです。(写真参照)

転落防止注意喚起センサーも設けられました。乗車時ではない時に、人が線路に近づき過ぎた場合、自動的に「・・・ですから、おさがり下さい」のアナウンスが流れます。

但し、頻繁に上下線に関わる各種アナウンスが行われ、音声が錯綜している状態で、それぞれの情報を必要としている立場からは、互いに聞き取りにくい状態となっています。

難しいですねえ。

●やや拍子抜け(?というと語弊がありますが)の感はありましたが、相鉄線乗り入れの影響は、この日に限っていえば認められませんでした。

この点は、もう少し長期的に見なければ判断できませんが、全体としての混雑緩和は喜ばしいことです(要因がわからないと私はすっきりしないのですが)。

引き続き、安全な駅、少しでも快適な駅を目指して、取り組みたいと思います。(2019.12.2)

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