●28日の県政報告を書いてから、武蔵小杉駅調査をスルーしていた事に気がつき、26日に遡って。
しばらくぶりに武蔵小杉駅の調査を「武蔵小杉駅をよくする会」の方々と行いました。
私たちの掲げてきた要求が実現してからの状況を把握するために。
●一昨年には、横須賀線ラッシュ時の臨時改札口とエスカレーターの増設、及び南武線ホームの拡幅が行われました。
昨年は、横須賀線ホームの新設(上下線を分けた形に)と北側改札口の新設の発表がなされています。これは23年に完成予定。
今年は、武蔵小杉駅通過の朝の成田エクスプレスを、横須賀線普通列車に転換することにより、一便だけですが増便を図ることができました。
さらに今年は、ようやく南武線のホームドアも設置が決まりました。
いずれも、共産党の国会議員・県会議員・市会議員も、会の方々とともに、駅調査・要求項目の整理・署名活動・JR東日本との交渉に取り組んできた結果です。
大きな要求としては、横須賀線のホームドア設置が残された課題です。
●今回(26日;木曜日)の調査では、混雑の具合が、かつてとはずいぶん違っていました。
まず、臨時改札口設置以降、20~30メートルもの列をなしていた「改札待ち」は、見事に解消されていました。
その分ホームが混雑しているかと思えば、ホームの混雑も、以前より明らかに緩和されているのです。一便増えてはいるものの、それだけではなさそうです。
出勤時間の分散などを市職員、また市を通じて一定の企業には呼びかけていますから、その効果もあるのかもしれません。調査に参加した会の方とも、「ウーン 要因は……」と首を傾げた次第。
その要因やその他も含めて、駅に事情を聴きたかったのですが、この日は団会議が控えていたため、また改めて。
「南武線ホームを歩き、横須賀線に向かう人たち」
「南武線ホームから歩いてきて、横須賀線ホームにあがるエレベータ。ここには行列が」。
●ホームの混雑が緩和されているため、電車に乗れず積み残される人もなく、列車が走り出すとホームはすっきり。またドアが閉まる前に駅員が必死で押し込む風景もなくなっていました。もちろんかなり乗客自らの力で押し込混ざるを得ないのですが、列車全体としての混み具合は以前ほどではありません。
これはこれでいい変化なのですが、駅員がホームにいなくなりました。私は一時間近い調査の中で一度も見かけませんでした。かつてはホームからこぼれんばかりで、ホームドアの代わりに駅員を増やし対応していたのですが。
この点は心配です。混雑が緩和したといっても、ホーム上や電車の発着時には何が起きるかわかりませんから。
JR東日本への申し入れは、当駅関係だけでも三度行ってきましたが、今度は、武蔵小杉駅との懇談が必要ですね。(2019.9.26)