君嶋ちか子

きみしま 千佳子
戦争する国づくりストップを!
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神奈川県議会議員
活動日誌

市民ミュージアムの収蔵品が水没! |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年10月16日

●市民ミュージアムの地下室が水没と聞いて、衝撃を受けました。地下には所蔵品が保存されています。おおば裕子市議とともに台風19号から二日目の14日、等々力アリーナ市民ミュージアムを訪れました。

●等々力アリーナもやはり、一階が浸水しました。
サブアリーナについては、競技フロアは二階の為被害はありませんでしたが、一階ロビーと事務室が浸水。
問題はメインアリーナ。水につかったフロアは、わずかですが板が反り返り、競技には使用できない状態です。イベントなどにはシートを敷いて対応できるそうですが、予定されている競技大会、運動会などは、すべてキャンセルせざるを得なくなりました。
修理は張り替えるか、上から板を載せるか、いずれにしろ大きな費用と時間を要します。時期的な見通しは立たない状態です。
12日の夜は、土嚢を積みましたが、三方から流れ込んでいた施設前広場の水が、あっと言う間に入り込んできたといいます。

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●続いて、隣の市民ミュージアムへ。
正面玄関の左手、地下室に通じる傾斜したスペースがお濠のように水で埋まっていました。信じがたい光景でした。
水深ほぼ4メートルといわれましたが、50センチほど水面が下がっている事が、壁についている水の跡からわかりました。
消防のポンプ車が前日から汲み上げて、まだ約50センチしか水位が下がっていないのですから、どれだけの時間がかかるのか。市には1台しかないこの汲み上げの車を増やすために、他の自治体から借りることができないかとおおば裕子議員が問いましたが、排水容量に限界があり、それもできないそうです。
このペースでは、水没の状態がしばらく続くと思われ、暗澹たる気持ちに。

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●学芸員の方にお話しを聞きました。多摩川からの水を意識し、正面はある程度水を防げる造りにはなっているそうですが、今回のように後ろから水が流れ込んだのは想定外と。
地下には機械室・電気室などとともに収蔵室があります。
ユニークな収蔵品で知られる市民ミュージアムの貴重な資料が何日間も水に埋まることを考えると、いたたまれない気持ちです。
民族資料・美術品・古文書・土器・金属器・漫画資料・映像フィルム等々約23万点が収蔵されています。

●以前から、地下にあることの危険性が指摘され、二階などへの移転を要望していたそうですが、実現しないまま今回の事態を迎えてしまいました。本当に悔しいことです。
電気設備も水に埋まった為、停電の中で出来る作業も限られ、職員の方の辛さもひしひしと伝わってきます。
水が引いた後の収蔵品の状態を考えると、恐ろしくも哀しくもあり、学芸員の方と大庭議員と私、思わず目が潤んでしまいました。ここでも辛い作業が待っています。

●午後は、再び下沼部と山王町へ。
片付けの作業とともに、切実な訴えが続きます。
40年来続いているクリーニング業者の方。6人の従業員を抱えています。
・機械は全て使えなくなった。被害総額もわからない。
・受け入れストップしたが、一度よそに流れたお客さんは戻らない事が多い。
・事業所との契約をしているが、再開しても再び契約することが困難。
・そもそも再開の見通しが全く立たない。
等の途方に暮れた状況が伝えられました。

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●また、次のような声も。
・マスコミは小杉駅やタワマンの被害状況は伝えるが、区内のこの地域(山王町)などの報道をしないから、多くの人が被害を知らない。
・市長や行政も、この状態を見に来てほしい。
・ツイッターなどで、被害に追い打ちをかけるように「ごみまみれの武蔵小杉」などの中傷が加えられている。「汚い町」という風評は、クリーニング業にとって痛手。
・この水害の原因を解明して、早急に改善を。

課題が次々と出てきます。災害救助法の適用が決まりましたが、可能な限り幅を広げた運用を求めたいと思います。とりわけ業者の支援がどこまでなされるかは、まさに死活問題です。 (2019.10.14)

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