君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

代表質問その3 カジノで示された知事の住民無視 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年9月19日

代表質問の報告が長くなり恐縮です。ようやく最後の質問カジノについてです。

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●最初に、カジノについて私たちの基本的見解を述べました。詳細はここでは避けますが、問題のひとつは、多く指摘されている派生する弊害です。ギャンブル依存症、マネーロンダリング、犯罪等の増加です。
問題のふたつ目は、自治体が、刑法で禁止する賭博を後押しすることです。新しい価値を生み出すものではなく、ギャンブルに負けた人から巻き上げたお金の一部を自治体が得る、そのことによって、自治体の持続性を維持するなどと称するのはあまりにも不健全です。
これらを指摘し、知事の見解を改めて問いました。

知事は「マイス(MICE)や劇場が一体となった複合施設であり、地域経済の活性化を図るうえで有効」と述べ、様々な弊害、自治体としてのあり方については触れませんでした。
仮に経済的にプラスになったとしても、自治体として踏み込んではならない領域だと思います。しかもすっかり町が荒廃してしまった事例などもある訳ですから。

●続いて、自治体として住民意向をどのように受け止めるのかを問いました。
林市長は、当初から、カジノに積極的な姿勢を示していました。それが2年前の市長選挙時には一転して、「白紙」と表明し当選しました。しかも「決める時には住民の声を聞く」といいながら。
それにもかかわらず、今回の突然の誘致表明。市民を騙したといわれても仕方がありません。

これに対して、知事は一貫して支持を表明しています。白紙から一転した態度についても「市民を裏切って突然表明したというのは違う」と擁護し、会見後に市長が腹立ちまぎれに書類を放り投げたことについても「それだけ大きな決断をされたという事の証」と最大限の理解を示しました。
この知事に対し、「住民に大きく影響を与え、町の将来にも影響する行政の態度決定については、住民の意向を反映させるプロセスは必須である」と指摘し、「今回住民の多くが反対しているという事実を、知事はどのように受け止めているのか」を問いました。

知事は、「林市長が全ての区に出向き、説明するといっている」と全く質問に応えない答弁。
当然私は、再質問しました。「問うているのは、事後の説明ではなく、自治体の長が、態度決定の際に、有権者である住民の声を度外視して事を進めていいのかどうかを聞いている」と投げかけましたが、また同じ答えを繰り返しました。
再々質問もしましたが、「市長が説明する」と的外れの答弁。

●これは意識的に逃げているのだと思います。住民意向は無視していいとはさすがに明言できず、さりとて、考慮すべきといえば、林市長の動きに水を指す、その結果のこの態度だと思います。まさに確信犯です。
そして林市長と同じく、住民の声は黙殺し、アメリカのカジノ業者の意向含む政権の意向を実現することに腐心しているのだと思います。

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私は改めて、知事に怒りを覚えました。従来から、住民の切実な願いには背を向け、自分好みのヘルスケア政策を振り回し、自治体の役割を形がい化させている事が大きな問題だと思っていましたが、カジノに関わる一連の態度には、独裁者の姿がダブりました。カジノも、林市長も、黒岩知事も、決して許してはならないと思いました。多くの住民の心穏やかな生活の阻害者であることが明らかになりました。(2019.9.13)

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