君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

代表質問その2、特別支援学校の増設と職員の増員 |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年9月18日

●代表質問前回報告の補聴器・雇用問題に続いて今回は、「特別支援学校」「県の行革大綱」「カジノ」を予定。(ところが書き進めたところ、カジノはその3に)

●特別支援学校については、最初に秦野養護学校末広校舎を取り上げました。
秦野養護学校知的部門の小・中学部は、本校から車で約10分の秦野市立末広小学校の一部を借りて設置されています。

IMG_5690

主な問題第一は、体育館を授業では使えない事です。グランド使用も中学部の週2回のみ。小学部は、敷地外の広場まで行って体育館授業を行っています。雨天時は、廊下やプレイルームでの体育を余儀なくされています。これを知った時は驚きでした。
第二は、普通教室をパーテーションで二つに区切って使用していますが、音楽室など特別教室がないため、音楽の授業の傍らで他の授業が進行している事です。
第三に、保健室と職員室は、一つの教室を棚で仕切って使用していることです。
第四は、障害のある生徒は、刻み食や流動食が必要な場合もありますが、ここでは調理中にそれが叶わず、末広小学校の給食を運び、配膳後にキッチンばさみで細かく刻んでいることです。

IMG_5645教室を分けるパーテーション

IMG_5652保健室と職員室の区切り

IMG_5662配膳後の刻み

いずれも借り物校舎であることから生じている問題です。
現状の校舎でも改善が可能なこととして、体育の授業で体育館とグランドを使用できるように調整することを求めました。
教育長は、「随時末広小学校と調整しており、使用可能である」と答弁。これが可能ならば、なぜ3年間も不正常な状況を強いられたのか、が問われますが、今後使用できることは大きな前進です。

●特別支援学校の質問二つ目は、神奈川県の特別支援学校の過大規模化です。1校当たりの生徒数は、国が125.66人。これも過大規模化が著しい数字なのですが、神奈川県は、それを上回り164.18人。
普通学校にはないすし詰め状態は、特別支援学校だけが、学校設置基準がないことによります。神奈川では、一段と厳しい過大規模化を緩和するために、特別支援学校の新設は、喫緊の課題です。
なぜ、こんな状態が続いているかを問いましたが、神奈川より過大規模化が激しいところの数字をあげつらうありさま。神奈川の切実な実態に応えない教育長答弁の不誠実さが際立ちました。

●特別支援学校の質問3つ目は、「神奈川県の特別支援教育のあり方に関する検討会」についてです。
この「中間まとめ」が出されましたが、最も切実な支援学校新設の課題に答えてはいません。また地域との連携は、あたかも他の学校を借りることであるかのような議論も散見されます。
「最終まとめ」では、新設を明確に据えること、学校整備方法を地域との連携に矮小化しないことを求めました。
教育長は、これについては認めざるを得ませんでした。質問は、今後の議論に新設を具体的に据えることが目的だったので、この点も成果です。

●次に取り上げたのは、神奈川県の第二期行革大綱についてです。
今年7月に策定の第二期大綱は、量的削減を経て、今後は質的向上が必要であるとしています。しかしながら、その為の方策は示されず、「アグレッシブな行動」「ニーズの先取り」などの呼びかけに終わっています。

質的向上のためには、第一に自治体の仕事としてのやりがい、第二にそれを可能とする職場体制、第三に職場や職員間の信頼感が必要なことを指摘しました。
第一については、県民の切実な願いに応える県政への転換、第三については、公正な職場運営が求められますが、第二を中心に、増員が長時間労働の是正のために必要なことを強調しました。質的向上目指す前提でもあります。

知事は、「オリパラ・知事部局などには増員をしている。行政組織の総合力を高めていく」と答弁。オリンピック・パラリンピックや、知事好みのヘルスケアニューフロンティア関係に偏重した職員体制を自ら示しました。第一にもかかわる大きな課題です。

●ここまでで、またもやかなりの字数に。最後の質問「カジノ」に関わっては、その3を作成することにしました。皆さん続けてお読みください。(2019.9.13)

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