●この日も盛りだくさん。
朝は中原区老人クラブ連合会の運動会へ。雨が降り出しそうな空だったので、体育館の中での開催となりました。
老人クラブの行事は、あまり時間にとらわれずに、皆さんのご挨拶なども形式ばらずに行われるのが、私は好きです。言葉を途中で忘れたりすることもありますが、それを笑いあうような和やかな雰囲気がいいなあと思います。
皆さんが集う貴重な場です。
●毎年続けられている貴重な営み、「平和をきずく市民のつどい」が、今年も。今年は川崎市と市教育委員会の後援も得ることができました。
このつどいは、私も毎年参加してきました。平和館の中と外で繰り広げられる内容は充実しています。
平和公園の一角には、リサイクルや手作りお弁当などの模擬店が並びます。平和館の中では展示と舞台が。
◎充実した展示を、じっくりと見る時間的余裕がないのが辛いところ。
広島・長崎、川崎大空襲、沖縄、日本軍「慰安婦」、ヘイト、登戸研究所、再生可能エネルギーと続きます。新しいのが、「宮前区の3分の1が陸軍の軍用地だったのをご存知ですか?」という展示。「みやまえ・東部62部隊を語り継ぐ会」の存在を初めて知りました。
子どもたちの「平和の絵」の展示も毎年あります。
◎舞台も、精力的に10時から15時半まで続きます。
シャンソン、合唱、朗読、バンド演奏、イングリッシュハンドベルと多彩です。各団体の取り組みを伝えるアピールもあります。残念ながらいつも一部しか接することができません。今年は記念講演も聴くことができませんでした。
この場も、久しぶりの人を含め色んな方とお話しできるのが、嬉しいことです。
川崎市が「核兵器廃絶平和都市」を宣言した時から始められ、37回を迎えたこのつどい、実行委員会の皆さんのご苦労に頭が下がります。
●続いて、国民救援会川崎南支部の第6回大会へ。
川崎区、幸区、中原区で南支部を作ったのは6年前ですが、日本国民救援会は、90年の歴史があります。
この日の記念DVDを観ると、どれ程救援会が冤罪におとしめられた人達や闘う人たちを、支え励ましてきたことかと胸が熱くなります。この会があったから、掲げ続けることができた命や人権がどれほどあったことでしょう。
国鉄うたごえOBの歌が、その思いを強くしてくれます。
◎これら伝統的な闘いに加えて、グリーンディスプレイの過労事故死の裁判支援を初めとした労働問題などとの連携が強まったのが、この数年ではないでしょうか。
私も大きな関心を持っていたこの過労事故死をめぐる裁判で、国民救援会の果たした役割は大きかったと思います。また同時に救援会にとっても、運動の広がりに繋がったと思います。私は、挨拶の中でもこの事をお話ししました。
冤罪や弾圧にしろ、過労死や、不当な解雇など、命がないがしろにされることと闘う国民救援会は、日本共産党の願うことと一致していると、改めて思い、この点も挨拶で触れました。(2019.6.9)