●新日本スポーツ連盟神奈川県連盟第51回総会のご案内を頂きました。
会場が神奈川近代文学館。みなとみらい線元町中華街駅の改札から出るとアメリカ山公園が広がります。写真左奥に見えるピンクの服は、ウエディングドレス。
地下鉄出口にこんな緑が広がっているなんて!と幸せな気分。その後も素敵な花と緑が続き、建物もしっとり…とすっかりうれしくなりながら、会場の近代文学館につきました。
風景や環境は本当に大事な要素だと思います。こんなに気分が違うんですから。武蔵小杉駅のコンクリートで固められたようなコアパークが恨めしくも思い浮かびました。
●他の来賓の方の挨拶には、印象的な言葉があちこちに。「スポーツは人権」「スポーツは居住する地域で身近なものに」「市民スポーツとトップスポーツの連携が大事」「ピョンチャンオリンピックは平和のきっかけとなった」等々。
私は、県議団の状況とともに県の政策を紹介しながら、「未病体操の映画をつくるより、市民の使えるスポーツ施設をつくるべき」と。
ちょうどこの日の朝、「未病体操を映画館で上映する」という知事をめぐる記事があり、また呆れつつ怒っていたものですから。
本当に「未病」の言葉の普及にお金やエネルギーを使うのではなく、県民の健康に貢献する具体的施策を実施してほしいものです。自治体の役割を引き続き発揮させていく決意をお話ししました。
●会長挨拶では、県が2017年に策定した「神奈川県スポーツ推進条例」とそれに基づく「神奈川県スポーツ振興計画」は、県民のスポーツの機会を保障するという点で不十分と。
また報告では、スポーツを楽しむ人が減っている(20歳以上で週1回以上のスポーツ実施者は、2012年の47.5%から年々減少2016年は42.5%)、スポーツ施設が減っている(全国総数1985年29万2117か所が、2015年には19万5640カ所へと)などの指摘もありました。
またしても、「『未病』の言葉の普及より、スポーツ施設を」と声を上げたくなりました。
配布された「月間かながわスポーツ」には、先日私も参加した「第31回横浜駅伝」の記事が掲載されていました。スポーツを楽しむ機会をもっと増やしたいものです。(2019.6.8)