君嶋ちか子

きみしま 千佳子
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神奈川県議会議員
活動日誌

神奈川県ライトセンター視察、感動と怒り |君嶋ちか子|神奈川県会議員

2019年6月10日

神奈川県ライトセンター再び訪問しました。今回は、はたの君枝議員が法案審議の参考にするためでしたが、県議4人も同行しました。
前回も初めて知ることが多く、視察の大事さを知らされた施設です。

●1974年、視覚障がい者に総合的なサービスを提供する施設として、県が設置し、日本赤十字社神奈川県支部が受託運営してきました。
2006年には、指定管理者制度に移行。指定管理者制度は、コスト削減が強いられますから、非正規とボランティアに支えられ辛うじて持ちこたえている状況です。受託運営時29名だった正規職員は、現在19名! 何と過酷な制度でしょう!
利用する方からは「人がよく変わりますね」といわれるそうです。体制が厳しい職場は定着したくてもできないのです!

●点字・録音図書などの制作貸出が大きな仕事です。発送にも追われるそうです。点訳・音訳・対面朗読などの個別サービスも行っています。
各種の相談や訓練(歩行・パソコン・料理・裁縫など)も行っています。
ボランティアの育成や視覚障害の啓発事業も大切な仕事です。

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●特徴的なのは、交流やスポーツの場ともなっている事。スポーツクラブもあります。
私が前回、リードのロープを持ちながら思い切り走ったジョギングコースは、この日雨のため走れませんでしたが、卓球をやらせていただきました。ネットの下を通すルールで、ボールは転がると音が出る仕組みです。
バスケットのゴールネットには鈴がついていて、入ったかどうかを知らせます。
体育館の天井が階段状になっているのは、音の反射をより高めるためだそうです。
プールにも段差をつけていません。これはつまづかないように。
数々の工夫に感心するばかり。

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●そして、これらの努力を十分に保障しない行政に怒り。
日赤の備品ラベルが張られた点字プリンター多し。県の不十分な予算に業を煮やし、日赤のものを使用しています。
未病の言葉の普及ではなく、この現実の生活を支えることにお金を使え、未病体操の映画をつくるより、この貴重なセンターの予算を少しでも増やせ、と怒りが増すばかり。
何より指定管理者制度をやめさせなければ。ライトセンターだけではありません。津久井やまゆり園、神奈川県総合リハビリテーションセンター等々、神奈川県の高い水準を作ってきた施設が、指定管理者制度に苦しめられています。
何度も質問でも取り上げていますが、知事は「十分な効果を上げている」と。実に大きな課題です。

今回も指定管理料が減らされる中で、ご苦労されている様子がよくわかりました。(2019.6.7)

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