●今までの県議団と今度の選挙で加わったメンバーで、団会議を行いました。6人の議員団としては、最後の会議にもなります。
6人の県議団は、32年ぶりの交渉会派として、それまでにはない経験をしながら、議会の民主化と県民に寄り添う県政めざして奮闘してきました。この二つともに、少なからぬ実績を作ってきたと思います。
●選挙直後にも書きましたが、この6人の県議団については、困難な課題も突きつけられる中で、それぞれが奮闘し支え合ったチームとして、愛着と誇りを持っています。揃って2期目に臨めなかったことは、本当につらく、悔しいことです。
選挙を経て、私が痛感したのは、県議会の実態、その中で、県民要求実現のために共産党の議員がどれほど力を尽くしているかを、もっと知らせなければ、という事です。
といってもこれは、簡単な事ではありません。マスコミが地方議会を報道する場面はごく限られていますし、私たち自らが伝える範囲も限界があります。これからの知恵と工夫が一層必要です。
●会議の後、慰労会も行いました。
それも終わり、帰り際に二期目に臨めなかった3人と握手をすると、涙がこぼれました。同じ場に臨めなくなった寂しさ、頑張っても結果に結び付かない悔しさ、3人のそれぞれの気持ちに思いを致した・・・そんな涙だったと思います。
今回の私たちだけではなく、多くの議員団で同じような思いをしてきたことだろうとは思います。また、努力と結果が結びつかないことは、選挙に限らず、人生において少なからずあります。
私は惜別の思いを簡単には拭えないでいますが、この思いは二期目の力にしなければね。(2019.4.25)