●告示後の日々が、目まぐるしく過ぎています。朝の7時から駅に立ち、夜の9時過ぎに家に戻る日が続いています。
4年前の選挙戦、中学生や高校生が「憲法守ってください」と、私の手を握り必死に訴える姿、あるいは戦争体験者が、静かにでもキッパリと「戦争だけは絶対にダメよ」と語る言葉は今も鮮烈です。
その時に比べると、今回の人々の反応は、もっとボヤーッとした印象でした。私にはそれが、選挙情勢としては不安でした。
●でも2日目、30日の土曜日あたりから少し印象が変わってきました。
マルエツ中原店で演説をしたとき、終始聞いてくれた見知らぬ女性がいました。終わって挨拶に行くと、その女性は、堰を切ったように話し始めました。「今、異常な事件やいじめが横行しているのは、安倍政権の暴政が根底にあるのではないか」という主旨のことでした。安倍政権の数々の仕業に、いたたまれない思いを抱いていました。
それまで多くの人の口から「安倍(本当に呼び捨てでした。多くの場合)の顔をもう見なくていいようにして!」という悲鳴を多く聞いていたことも思い返し、もはや首相に対する危惧は、憲法9条に関わる不安だけではなく、首相の言動全般に対しての不安と不快感になっているんだなと思いました。
3日目のお花見パレードで出会った小学6年の子ども達は、私たちの近くに寄ってきて、「憲法9条守ってくれるんでしょ」といいました。
4日目の1日、井田の公園の演説では、遊んでいた子供たちがしばらく聞いてくれ、終盤、バラバラと動き始め、次の遊びに入ろうとしましたが、ひとりの子は、最後まで聞いてくれました。友達に呼ばれても「ちょっと待って」と言って!
知らない方から声をかけられることも多くなりました。
3日目の新城商店街のパレードも、午後の平和公園のパレードも、多くの人に励まされました。
●30日には、私の職場の先輩だった伍淑子さん(婦人団体連合会副会長)、31日午前には、国家公務員労働組合連合会議長だった宮垣忠さん、午後は、大学の先輩だった吉田万三さん(元足立区長)に、お忙しい中駆けつけていただき、応援演説をしていただきました。
1日には、あさか由香参議院予定候補が、中原区3人の候補者の応援に。
さらに武蔵小杉駅連絡通路では、太田伊早子弁護士にも応援演説を頂き来ました。
実に多くの人から励まされ、多くの人の思いがこもった選挙です。必ず議席をかちとらねば! (2019.4.1)