●常任委員会のネット中継が始まりました。
写真は文教常任委員会の場面です。画面で半円形を描いているのが委員席(ちなみに向かって右側から二番めが君嶋です)。中央の四角の枠内が当局席です。実際には相対しています。
すでに本会議は中継が行われていましたが、常任委員会は9月28日から始まりました。私が所属する文教常任委員会は今日がネット中継の初日です。
県議会の傍聴は、受付時間が限られていたり、許可制になっていたり、決して県民に開かれているとは言えない状況でしたが、これで一歩前進です。
●県ホームページの「神奈川県議会インターネット議会中継」のページからご覧になることができます。退屈することもあるかもしれませんが、是非一度ご覧ください。
この3年半、こんなこと県民の目に耐えられるの? と思わされる場面もありました。そのようなけん制の意味も含めて、ネット中継が、「県政・議会は有権者が主役」という認識が進むきっかけになればいいなと思います。
●私が県政報告などする時には、常に「県にはこんな役割があります」「こんなことができます」と言わなければならないのは、県が遠い存在だからです。
また、私自身がやり取りをしていても、県当局に県民に寄り添う姿勢が感じられないなーと思う場面が少なからずありました。県行政は、県民からの直接の声が届く機会が少ないからでしょうか。
●遠いから関心が向けられない、県民の目が注がれない県政はますます県民から遠くなる、の悪循環に陥っているといえます。
でも、市町村行政に、県の力も作用させることによって、私たちのくらしを支える力はより大きくなります。
県がどのような姿勢で行政を進めているかは、市町村の姿勢にも確実に影響します。また具体的な財政補助なども、県がその気になれば大きく増やしていくことができます。
私たち共産党県議団にとっては、県政が確実にこのような姿勢に立つことを求め続けた三年半だったような気がします。(2018.10.1)