君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

今年度は文教常任委員会、インクルーシブ教育はじめ課題はいっぱい

2018年6月7日

第二回定例会の常任委員会が始まりました。
今年度は文教常任委員です。二年間厚生常任委員でしたから、久しぶりに別の世界に来たような気持ちを味わいました。
「当局席に女性が少ない!」というのが第一印象。厚生委員会は、女性が多く並び、女性の答弁も多かったものですが。
この日は、担当者の紹介と事務事業の概要の説明だけです。

kengikai_poster

●今年度は、投資的経費として施設整備費が増となっています。前年度当初予算額約185億円に対し、伸び率162.8%の約302億円となっています。
施設整備費として、県立高校・社会教育施設の整備費が計上されています。今回増の主な要因は、新まなびや計画約76億円の増、相原高校の新築工事37億円です。

相原高校の新築は、リニア新幹線駅建設のための移転ですから、私としては複雑な気持ちです。相原高校は、長い時間をかけて土つくりをしてきた畑や演習林をつぶして、駅から離れた場所に新築移転を余儀なくされました。
この点は別として、県立高校の耐震化・老朽化対策など行う「新まなびや計画」が増額となっているのは、うれしいことです。

●事業の中で気になったことのひとつは、インクルーシブ教育です。2017年度から実施のパイロット校3校(厚木西・茅ケ崎・足柄)についての評価が明らかにされていない段階で、教育長は今年秋にも10数校追加指定すると答弁しています。
確認したところ、実施は2020年度とのことですから、今年度の事業・予算には反映されていませんが、3校の実施状況をリアルに把握し、問題点などを明らかにし、次に進めることが必要です。

●社会教育施設でいえば、やはり県立川崎図書館に関心を持たずにはいられません。
その他、教員の「働き方改革」(この言葉はあまり好みませんが)、コミュニティスクールなどが気になりました(文科省に設けられた総合教育会議などとの関連で)が、これらについてはまたおいおいと。
文教委員会も課題がいっぱいです。(2018.6.6)

新着記事

  • 過去の記事

  • facebook
PAGE TOP