君嶋ちか子

きみしま 千佳子
戦争する国づくりストップを!
市民とともに 県政を動かす!
神奈川県議会議員
活動日誌

県立川崎図書館のゆくえ、社会教育のゆくえ

2018年6月5日

●3日は、中原地区消防大会、平和をきずく市民のつどい、川崎教育文化会館で予定されたヘイト講演会めぐる顛末、と慌ただしい日でしたが、締めは夜の図書館問題学習会でした。

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(県立川崎図書館のパンフレット)

●図書館を愛する様々な立場の人が、学習会を重ねています。
この日取り上げた一つは、KSPに移転した県立川崎図書館の感想・問題点など。(参加者の一部の方はまとまって見学に行っています。主にその時把握した内容です。私は開館式に行っていますが、運営についてはあまり聞けませんでした。)

*KSP入口外に図書館の案内がない。(Aさんは、何度も移転前の話し合いで看板を求め、県教委は出すと約束していたのに、と怒っていました。)
KSPとしての取り決めで、個別の看板は出せないらしいとの説明がありました。不特定多数の人が出入りすることを想定していない建物に入居したことの問題点の一つです。
建物内部にも、2階に行くまでの案内表示もありません。
これでは市民を遠ざける事になりかねません。

*書庫(R&D棟)は23万冊が限度。床荷重制限(500kg/1㎡)のため電動集密書架は置けない。この点も図書館として造られてはいないところに入る問題点。
県立川崎図書館全資料43万冊のうちKSPには30万5千冊移され、そのうち23万冊は書庫にあります。これ以上蔵書が増えたらどうする?
開架スペースと書庫の距離が離れすぎているとの指摘もありました。

*司書等の体制は、把握不十分ですが、富士見にあった時から8名の減員と聞いています。今後も注視する必要があります。

*「改めて図書館を造ってほしいと思った」との感想も。

●主なテーマは、県立図書館と市立図書館の関係だったのですが、こちらの話で深まる前に、社会教育のあり方が問題となりました。
文科相は3月、中教審に社会教育施設の移管を含む社会教育の振興方策を諮問しています。
この間文科省は、社会教育は文科省の所管といいながらも、特例を設け自ら抜け道を作っているとの指摘もあります。
総合教育会議が設置され、その議論を経て、2018年10月から総合教育政策局が新設されます。
この概要によると生涯学習政策局が総合教育政策局に再編され、教員養成なども総合教育政策局に吸収されます。今まで生涯学習政策局にあった社会教育課や青少年教育課はなくなり、新設の地域学習推進課が担う形となっています。

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●これらが何を意味するのかが、話題となりました。
*地域とのつながり強化の名の下に地域が学校に物言う場面が増えていく。
*数年前から地域で行っていた平和教育ができなくなっている。この地域にメリットがあるかと問われる。
*制度の問題から派生することにも、市民による課題解決が求められる。
*「人」を育てるのではなく「人材育成」を求められる。
*図書館、博物館、公民館などの社会教育施設所管が教育委員会から首長に移管することも考えられ、施設のあり方にもかかわってくる。

●「市民に愛され、活用される図書館をめざす」という一見するとシンプルな目標にも、次々と課題が押し寄せます。
テーマ(県立図書館と市立図書館の関係)は次回に持ち越しとなりました。(2018.6.3)

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