君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

「安倍政権の退陣を要求する6.10国会前大行動」にようやく参加

2018年6月12日

●久しぶりの国会にやっと行けました! 抜けられない予定で、行けないことが続いていました。
中原革新懇の待ち合わせ時間には間に合わず、夫と二人で。
雨が激しく、狭い通路では傘がぶつかり合い思うように移動もできず、地元仲間のところにはたどり着けませんでした。でも懐かしい顔含め何人もの人たちと、この日も挨拶を交わすことができました。ばったり会ったしいば寿幸さんと写真をパチリ。

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●国会周辺はここの所、警備にがっちり囲まれ、いつも狭い歩道沿いの集会となります。ほとんどの人にとって舞台は見えず、スピーカーから流れる声だけが頼り。
広場で舞台や発信者と一体となった集会にできたらいいのに、といつも思います。歩行者天国のように、国会正門前だけでも開放するとかね。
ソウルで数か月行われたキャンドルデモ、あの広場に詰めかけた映像が浮かびます。

●警備は、足止めこそひと頃より少なかった様な気がしますが、移動用の柵を実にがっちりと結束しています。金属パイプを通して入れ、上部はロープでしっかり結び、容易に外されることがないよう念入りにセットされていました。前回の「決壊」を意識した警備でしょうか。
警備のためのスペースをたっぷりと仕切っているため、参加者の通路も集会参加のスペースも一層狭くなっています。
また、何ら支障が生じていないのに、「右側通行を」とか「止まらないで」とかを不必要に連呼します。私は、「ちょっと止まったぐらいいいじゃないですか」とか「通りにくいからそのロープをもう少し下げて下さいよ。」とか言わないではいられませんでした。

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●この愉快ではない警備はありつつも、「安倍政権やめさせ、ウソをつかない政府を」というごく当たり前のことを求める参加者の思いはいよいよ募ります。
次々と語られるスピーチは、どれもこれも核心を点き、引き締まっています。政権のウソと横暴は私たちの感性を、否応なく鍛えます。

●スピーチの最後は、NHK記者であった佐戸未和さんのお母さん。未和さんは、亡くなる直前1ヶ月の残業時間は209時間。「こんなひどい働き方をしていた娘を助けることができなかったという思いに今も苦しめられている」「地獄のような思いをする人をこれ以上生み出したくない」と連日国会前で「高度プロフェッショナル制度を導入すれば確実に過労死が増えます」と安倍働き方一括法案に反対の声を上げています。
佐戸さんの訴えはまさに魂の訴えでした。
佐戸さんも加わる「過労死を考える家族の会」の度々の会見申し入れを、首相は一顧だにせず、衆議院で強行採決を行いました。

●私は、グリーンディスプレイの渡辺航太君のお母さんのお話しも、佐戸さんのお話しも、聞く度に32才で逝った娘のことと重なり、涙を抑えることができません。この日は、夫も同じ感想を漏らしていました。(2018.6.10)

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