君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

二ヵ領用水・中原桃まつりで知る川崎

2018年3月28日

中原桃まつりが33回を数えています。
主催者である二ヵ領用水・中原桃の会は、二ヵ領用水の再生保存と中原が桃の里であったことを後世にも伝える、これらを目的として発足しています。

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二ヵ領用水沿いの並木の維持管理の取り組みを進め、現在11種類の桃が約300本あるそうです。

二ヵ領用水は江戸時代につくられ、農業用水の役割を果たし、その後は工業用水として、現在は環境用水として、川崎に息づいてきました。
私の家の近くにも二ヵ領用水が流れています。この近辺は桜並木が続き、毎年住民を楽しませてくれています。桃はおもに、私の住む今井近辺よりは北西の川沿いです。

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桃まつりのことを知ったのは議員になってからです。上小田中にある中神地公園で行われているこのお祭りには、昨年から参加しています。
桃の寿命は15年と言われ、再生保存の取り組みは必須です。昨年は30本の新しい苗木を植えています。この日も桃の苗木を、私も植えさせていただきました。

地域には、それまで知らなかった取り組みがたくさんあります。地域の特性を活かしたり、地域の歴史に根づいたものであったり、いわゆる市民運動とは違う場合も多いのですが、「市民の自主的な取り組みがこんなにも多く」と、感心し、敬意を感じます。

以前中原は、全国でも有数の桃の産地だったそうです。南武線の車窓から見る風景は「桃源郷のようだった」と語られています。
桃まつり呼びかけのチラシには、「中原区の木に選ばれた桃の木を区内に植樹し、桃並木をまもり、桃の里を復活させて、子どもたちに平和な中原を引き継ぎましょう」と記されています。(2018.3.25)

content_image(「二ヶ領用水・中原桃の会のHP」より転載)

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