君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

「みんなあつまれ」複雑な気持ちはありつつも

2018年3月20日

●津久井やまゆり園の事件以来、「差別のない社会」が意識的に取り上げられています。「みんなあつまれ」と名付けたこのイベントもそのひとつ。
神奈川県が実行委員会を呼びかけ、啓蒙活動の一環として取り組まれました。
昨年から、厚生常任委員会の中でも様々な意見がありました。深刻な事件を受けて、お祭りでいいのか、差別をなくすという点でこのようなイベントがどれほど有効なのか・・等々。

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●私も、イベントの意義を絶対的に否定するわけではありませんが、それよりは、障害のある方の暮らしや仕事に関わる具体的な保障に繋がる施策を進める事の方が、「差別のない社会」にとって有効だと考えています。例えば、ホームドアの設置を促進させる、横断歩道ではエスコートゾーンの促進を図るなどです。
私は、立上げの時から、「当事者意向の尊重」を掲げながら、実行委員会に障がい当事者がいないことを指摘し、当事者を加えるように求めてきましたが、その点もかないませんでした。

●このような問題点は感じつつも、職員の方にとっては、大変なご苦労だったと思います。当初予定した昨年の10月の開催日は、台風で延期を余儀なくされましたから、この日の快晴にはホッとしました。
当日の運営にも、県職員の方が多くかかわっていました。「アー大変だな、代休も思うように取れないだろうな」などと思いながら、会場を回らせていただきました。

●この日は、大山議員、加藤議員と待ち合わせて。途中で藤井議員にも会いました。
三人で、「ボッチャ」という競技を、初めて体験しました。今人気のカーリングによく似た仕組みです。なかなか面白かったです。障害福祉サービス事業所のお菓子やデザート、おそばなど美味しく頂き、小物も一通り見たり買ったり、アート体験は午後の予定があり、時間切れとなりました。舞台も楽しそうでした。

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ラーメンフェスとの兼ね合い、趣旨を伝える工夫、神奈川県の位置づけ、そしてもっと当事者が参加しやすいような工夫、等々の課題はあると思いますが、職員の皆さん初めとした主催者の方々、お疲れ様でした。(2018.3.17)

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