君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

町内会防災訓練と中原福祉健康まつり

2017年11月21日

●朝一番は、苅宿町会・西加瀬町会合同の防災訓練に参加させていただきました。雨の心配があったため苅宿小学校グランドから体育館に変更し、小学生から高齢の方まで、大勢の参加で熱心に行われました。

消化ホースキット取扱い訓練は、慣れない市民にはちょっと難しそう。説明を聞いても、実行の段になるとあれ?という感じで、実際の災害時ではとても不安です。
またキットも、現在は避難所の倉庫の中にあるという事ですから、鍵の管理者が駆けつけなければ使えないという事になります。消防署の方は、今後もっと増やす予定(といっても町内会などに購入してもらうという事でした)なので使いやすくなると仰ってましたが、せめて費用は行政負担にできないものかと思いました。

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▼簡易担架訓練は、毛布の両端を丸めそこを持ち手にし担架代わりにするものでした。これは中原区の訓練でも経験しましたし、何とかできそうです。
でもAED取扱い訓練は、この器械の扱いもさることながら、心臓マッサージの加減などもあり、そう簡単ではないように思えました。
その他、簡易トイレ組み立て訓練・車いす体験訓練などもありました。

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▼実際に必要な時に使えるかどうか、心許ないこともありますが、何れにしろ訓練の積み重ねは大事です。
また、普段からの人間関係がものをいうことを、経験した地域から何度か伺っています。防災の点からも地域づくりは欠かせません。

●この後、区役所で行われていた第21回中原福祉健康まつりへ。福祉関係35団体が展示や催し物を行い、とても賑わっていました。
当事者ならではの取り組みが、実に多彩に取り組まれていることにいつもながら感心します。

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▼このような場に接する度に思うことは、市民活動として自主的に取り組むケースと行政や国が保障すべき取り組みとの兼ね合いです。
私は国や自治体が積極的に行うべきとの思いがどちらかといえば強いのですが、当事者や市民の発想が生きる取り組みも当然あると思います。でも、その場合でも、その特性を尊重しつつ、より財政的な補助を充実させるべきだと思っています。

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▼また、このような貴重な取り組み進める方々にも、より国や自治体が何をしようとしているか注視していただきたいと思います。医療・介護・福祉に関わる制度が改悪を重ねている実態に、もっともっと目を光らせていただきたいと思うのです。
善意や市民の力だけでは守りきれないことが山ほどあります。国や自治体が、支援が必要な方々を支えることは、政治が優先的に行うべきことです。(2017.11.18)

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