君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

共産党代表質問で「県庁の働き方」を

2017年2月17日

15日から第1回定例会本会議が始まっています。2日目の16日、共産党の代表質問を井坂団長が行いました。
●主な項目は以下の通りです。全文は県議団HPでご覧ください。
1.知事が進める経済政策について
2.子ども・若者の貧困対策について
3.障がい者施策の充実について
4.県庁の働き方改革について
5.横須賀火力発電所を石炭火力発電に変える計画について

IMG_0503(本会議傍聴後、県議団控え室を訪問してくれた鈴木愛川町議を囲んで)

●興味深い展開は県庁の働き方に関ってです。知事は、年頭の挨拶で「議論すること、自分の頭で考えること、納得すること」でやらされ感、あきらめ感を排除することができ、効率よく大きな仕事ができる、といいました。

 でも実態はそんな生易しいものではありません。県職労が行ったアンケートには切実な記載が続きます。「子供の顔を見るのは朝と寝顔だけ」「電通よりひどい。過労死ラインは何度も経験した」「時間外手当の支給が全く適切ではない」、以前に「家に帰ると朝4時、すぐ出勤」などというお話も聞いています。
あるノー残業デーの日の調査で、22時以降に10%以上の人が残らざるを得ない課が25もあったという記録等々。

 代表質問では、残業時間を申告できない実態を変えるために「働き方改革推進本部」の検討課題とすることを求めました。知事は「しっかりと議論していく」と答えました。
また再質問で、長時間労働の解消のために増員が必要なことを訴えました。これに対しては「産技センターの独立法人化で81名減となるところ、25人(は留保し)増とした」との回答。

●共産党の質問を受け止めた回答を、当局が行うのは珍しいことですが、これについては、県職労が行ったアンケートが役割を果たしています。事実として切実な声を示せたことが大きいと思います。
労働組合が存在し、職員の苦しい実態を変える行動をとれるということがどれ程貴重か、と私は改めて思いました。
運動と議会のやりとりが結び付くのは、うれしいことです。(2017.2.16)

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