合唱団いちばん星の第24回コンサートが行われました。この日はいつも行事が重なり、遅れての入場になっています。今年はやっと第3部「うたいつぐ平和のステージ」に間に合いました。盛況で席はいっぱい、後ろで立ちながら聞くこととなりました。
入場してすぐにそっと肩をたたく人がいました。多摩区のKさんでした。涙を流しながら私の手を握ってくれました。演奏中ですから無言で。私は、その優しさにどっと涙が溢れ、優のことがまた迫ってきて、声を押し殺して泣きました。
舞台は曇って見えなくなってしまいましたが、歌声が私の気持ちを揺さぶりました。
子どもを失う気持ちに寄り添ってくれる方がたくさんいます。娘の死はどうしたって納得できませんが、周囲の方の優しさを事あるごとに感じています。
終わってからも多くの方が、言葉とともに肩を抱き、強く手を握ってくれました。(2017.1.9 その3)