また娘のことですみません。でもこのこと記しておきたくて。
優の夫はなるべく早く、今までの住まいから引っ越すつもりです。無理もありません。何もかも優に繋がる部屋は辛すぎますから。外に出ても優と買い物した道やお店が並びます。
少しは片づけられるかと二人の住まいに行きました。優の夫はあれ以来手をつけることができません。とりあえず冷蔵庫と台所にとりかかりました。
でも私は声を上げて泣いてしまいました。優が買ってきた食料、使いかけで輪ゴムで閉じた袋、密閉容器に保存したもの、どれもこれも優の気配がして。また使うつもりだったろうに…ここで毎日の営みをし…とても捨てることなどできませんでした。
夫のJが手にしてきたのは、2015年4月19日付の日曜版。優が大切に保管していたと。
この1面には地方選躍進の記事。私含む神奈川県議団の写真が。そしてその13面には川崎市民発電の記事。ここには優も写っています。ほんの少しの関わりだったと思いますが、撮影時に加えていただいて。
優は、私の当選を本当に喜んでいました。選挙期間中も実に頑張っていました。選挙事務所の盛り上げ、宣伝の場所取り、アナウンス等々。私が宣伝カーで帰ってくると、皆さんの先頭で笑顔と拍手で迎えてくれました。休憩終わって出かけるときはまた大きな声と拍手で送り出し。楽しく元気の出る選挙でした。
それだけではなく、YouTube「きみちかTV」なんてことも考えてくれました。1日の工程終えてから、皆で撮影。それを優やSさんが編集。夜遅くフラフラになったという話も(シナリオつくってくれたIさん、撮影につき合ってくれたみんなも本当にありがとう)。
こんな優が大事に保管していた日曜版。宝物のように思えます。
それまでも政治に関わる話はしていたものの、優が具体的な行動を始めたのは、2013年の市長選挙の時でした。そしてこの地方選挙を通じて、様々な行動を広げ、安保法制に反対して「小杉から平和を」と若者の行動を呼びかけるようにもなりました。中原行動やコスカラのパレードリード、優の大きな声が忘れられません。
ノートやスマホにも情勢に関わるメモがたくさん残されていました。
優の活躍がここで止まってしまったのが、本当に残念です。場の雰囲気を変えていくことや、人を巻き込んでいくことが得意(迷惑かけた方ごめんなさい)。そしてK・Aさんが言ってましたが、「腰の抜ける提案山ほど」と。
お世話になった沢山の方にお礼申し上げます。有難うございました。(2016.12.29)