娘の喪中という事で、周囲のご配慮もいただき、挨拶などは時期をずらすことになりました。31日大戸神社での年越しご挨拶も残念ながら参加できませんでした。
あちこちで皆さんが、元気に宣伝やご挨拶されているのを新聞やFBで見ると複雑な心持にもなります。
という具合ですから、なかなか威勢の良い新年のご挨拶と言う訳にはいきませんが、暮れのご挨拶などで私が強調していたのは次の点。これは年が変わってもやはり伝えたい内容です。
①今、安倍政権はまさに独裁政治。そして臨時国会に顕著なように、その堕落ぶりは目を覆うばかり。カジノ法案などその最たるもので、もはや政治がやることとは言えない酷さ。
②このまま安倍政権許せば、日本社会は取り返しがつかない事になる。すべて議席数のみで突っ走る政権だから、議席を取り返すしかない。その為には衆院選挙で野党共闘成功させなければ。
③野党共闘成功させるためには、共産党もっと影響力持たねば。
上記も含め、五十嵐仁さんと志位委員長の対談(2017.1.1付 しんぶん赤旗)も、大いに頷けるもの。
去年気味悪く印象に残っていることは、行政府が立法府にずかずかと乗り込む場面が多過ぎたこと。
行政府の長が、立法府に属する国会議員に「自衛隊に心からの敬意を」と呼びかけ、スタンディングオベーションがなされた時には、ゾッとしました。首相は、三権分立をあえて侵そうというのではなく、区別がわからなくなっていると思いました。
これも、言い間違いというよりは勉強不足と思い上がりの産物だと思いますが、自らを「立法府の長」とも言いました。
農水相も官房副長官も、行政府としての立場もわきまえず、強行採決をあおりました。
このように、国の仕組みの大前提もわからなくなっている政権が仕切る日本です。この事の重大性をマスコミがもっと伝え、警鐘鳴らさねば。
と書けばきりがないのですが、対談でも同様のことが話題になっていました。
「戦闘」じゃなく「衝突」だと言い募り、さらに「内戦」を認めない政権に対し、「事実は事実として向き合うまじめさ、真摯さ、これは政治家として最低限の条件」と五十嵐さん。
最低限の政治家としての資質もない人たちが、最低限の国の仕組みもわからずに進める日本の政治、安倍政権の大罪極まれりです。
今年の抱負はと聞かれ、「安倍政権やめさせること」と私。個人的な事では?と聞かれ、再び「安倍政権やめさせること」と。
皆さん 今年もよろしくお願い致します!(2017.1.2)