私の娘が12月9日に突然亡くなりました。32歳でした。
3年前の市長選挙の時は、在ニューヨークだったのに選挙のために一時帰国して、大活躍してくれました。ある人が「娘さん、あと一週間居たら1万票増えたね」ですって。
去年の県会議員選挙では、私よりも必死でした。「こんなに頑張って。もし負けたら、この子どうにかなっちゃうんじゃない」と心配になったぐらいです。
大きな声と体でムードをつくり、声援送ってくれました。選挙期間中、選挙カーが事務所に戻った時も、出発の時も大きな拍手と歓声に包まれていました。また選対の人たちと「きみちかTV」をアップ。よくこんなこと思いつくなと私は感心してしまいました。
優の夫が、優が好きだった武蔵小杉で過ごさせたいと、10日に亡骸は我が家に帰ってきました。お友達や色んな仲間が弔問に来て、泣きながら優の話をたくさんしてくれます。その度に私や夫、優の兄も大泣きをしてしまいます。
優が元気だった時はあまり意識をしていませんでしたが、なんて面白く、優しい子だったのだろうと改めて思います。そしてひたむきな頑張り屋でした。たくさんの人に愛され本当に幸せでした。そんな幸せがこれからも続くはずだったのに…たくさんの人と笑い、語り合えたはずだったのに…あまりにも不条理です。
12日は厚生常任委員会開催日。午前は納棺などで無理でしたが、午後から出席し無事質問ができました。「事が事だから休んだら」という言葉もありましたが、私は、どうしても質問の場を逃したくなかったのです。
帰路の電車、質問終え気が緩んだのか、フェイスブックに寄せられた皆さんの優へのあたたかい言葉に触れ、涙が止まりませんでした。電車の中で声を殺して泣きました。(2016.12.12)