君嶋ちか子

きみしま 千佳子
神奈川18区から政治を変える
働く場と学ぶ場に希望を!
神奈川18区女性・雇用相談室長前神奈川県議会議員
活動日誌

川崎職安で思い出したことなど

2016年9月8日

●6日、川崎市議団の大庭・宗田・片柳市議が、川崎公共職業安定所(ハローワーク川崎)を訪問。はたの君枝衆院議員と私も同席しました。東芝リストラ(人員削減)の状況把握が目的でした。
全国で来年3月までに3万4千人のリストラが計画されています。川崎職安も管内に川崎本社はじめ関連会社を多く抱えています。

20160906_川崎職安

市議団は雇用対策本部設置の考えなど質しましたが、「全国に散らばっており、川崎(市)あるいは神奈川労働局レベルの雇用対策本部の設置では対応できない」と所長。かといって全国対応で対策本部が立ち上がっている訳ではありません。

なかなか、自治体の役割発揮までたどり着きません。対応してくれた所長も産業雇用情報官もかつての同僚。口をはさみたい場面も多々ありましたが、先方への配慮も含め、そうそう私が口出しするわけにもいかず、消化不良気味。

●定年まで県内の公共職業安定所に在職した私にとって、川崎職安は10年勤務した思い出多い職場です。でも、庁舎が建て替えになったこと、非常勤の方が増えたことで、知らない場所に来たような感じで寂しい限り。建物が変わるって、結構大変なことだなと思いました。

私にとって川崎職安は、やはりあの古いちょっと暗い建物。
ここでは、長男・次男の産休を取り、先輩や仲間にとても助けられました。昼休みには卓球をした会議室やバドミントンをした玄関前駐車場。3階の所長室で会議をしていると、窓から競馬場が見えたり…もちろん仕事もやっていましたよ!

川崎は企業も多かったため、あの頃は労働組合や争議団とのかかわりも多く、自分も含め「労働者」を実感させられたものです。
労働行政民主化の取り組みもここの分会で頑張りました。

今につながるいくつもの場面思い出しながら、悲惨な事件ゆえに建て替えが検討されている津久井やまゆり園にも思いが至りました。利用者・職員の方にとって愛着のある園舎が辛いものに変えられてしまいました。(2016.9.6)

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